平成21年度高病原性鳥インフルエンザ防疫演習が開催されました

平成21年11月13日金曜日に小美玉市にある「小美玉市四季文化館（みのーれ）」において,国や県,市町村,獣医師および関係団体から約140名が参加して,平成21年度高病原性鳥インフルエンザ防疫シミュレーションおよび講演会を開催しました。

今回の防疫演習では,高病原性鳥インフルエンザ発生時の市町村の対応について焦点を当てました。

県関係機関と市町村等の連絡体制および防疫対応などについて,スライドとロールプレイイング方式により再確認しました。

スライド上映の様子

家畜保健衛生所職員によるロールプレイイングの様子

家畜保健衛生所職員による防護服の着脱デモンストレーションと市町村担当者による防護服の着脱体験を実施しました。

家畜保健衛生所職員による実演の様子

着脱体験の様子

講演会では,まず平成21年2月に発生した愛知県でのうずらにおける高病原性鳥インフルエンザについて,「愛知県における高病原性鳥インルエンザの発生状況」として,愛知県東部家畜保健衛生所岸主任専門員に講演していただきました。

愛知県東部家畜保健衛生所岸主任専門員による講演の様子

次に,インフルエンザ研究の第一人者である独立行政法人動物衛生研究所の西藤上席研究員をお招きして,「高病原性鳥インフルエンザと新型インフルエンザ」との内容で講演していただきました。

動物衛生研究所西藤上席研究員による講演の様子

両講演会では講演者と来場者との間で活発な質疑応答が行われるなど,盛況のうちに本年度の高病原性鳥インフルエンザ防疫演習が終了しました。