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更新日:2015年3月24日
内閣府食品安全委員会は,新型インフルエンザに係る豚肉の安全性について以下のような見解を示しています。
豚肉・豚肉加工品を食べることにより,新型インフルエンザがヒトに感染する可能性は,以下の理由からないものと考えています。
豚肉は,従来から食中毒防止の観点から十分加熱するよう言われていること。
・万一,ウィルスが付着していたとしても,インフルエンザウィルスは熱に弱く,加熱調理で容易に死滅すること。
・万一,ウィルスが付着していたとしても,インフルエンザウィルスは酸に弱く,胃酸で不活化される可能性が高いこと。
なおCDC(米国疾病管理予防センター)は,豚肉を食べることにより感染するかどうかについて,「新型インフルエンザは,豚肉や豚肉の加工品を食べることによってヒトに感染するものではありません。適切に扱われ調理された豚肉製品は食べても安心です。また,豚肉の中心温度が71℃になれば,他の細菌やウイルスと同様,新型インフルエンザウイルスは死滅します。」としております。
インフルエンザウイルスは熱に弱く,十分に加熱調理を行えば死滅しますので,豚肉や豚肉加工品を食べることによって新型インフルエンザに感染するものではありません。 なお調理の際は,生の豚肉を触った手や調理器具はしっかり洗いましょう! |
1原因(病原体)
A型インフルエンザウイルス
主な感染亜型はH1N1,H3N2
2症状
一過性の発熱・咳・鼻汁通常一週間ほどで回復(1-3日の潜伏期ののち発症,発症後5-6日で速やかに終息)
3発生状況
症状が軽微であり,速やかに終息することから,家畜伝染病予防法の対象とはなっていない。
4治療法
速やかに自然治癒するため,通常治療は行わない。予防的にはワクチン接種を行う。
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