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更新日:2019年7月10日

畜産センター所有受精卵の販売について

 当センターでは、優秀な能力を持った和牛の増頭を目的として、センターで飼養している供卵牛から採取した和牛受精卵の販売を行っています。

牛の受精卵移植

 受精卵移植とは、優秀な資質を持つ牛から一度に複数の受精卵を作り、これを別の雌牛に移植することを言います。優秀な能力を持つ子牛をたくさん生産することができます。

 受精卵移植のメリット

 受精卵移植のメリットとして、乳牛を借り腹とした和牛の生産や改良の促進などがあります。

 受精卵についての豆知識

 

凍結受精卵の発育ステージについて

 受精卵の発育ステージでは、人工授精した日を0日目として、約7日目が凍結の耐性および受精卵の状態とも適しています。

  • 受精後約6~7日目 :後期桑実胚
  • 受精後約7~8日目 :初期胚盤胞
  • 受精後約7~8日目 :胚盤胞
  • 受精後約8~9日目:拡張期胚盤胞 

受精卵のランク付けについて

 受精卵のランクは分割の有無、発育状態、輪郭、色調、編成細胞の割合などで判断し、A、A'、B、Cにランク付けを行っています。A、A'ランクの受精卵のみ凍結保存しています。

性周期の同期化について

 受精卵の発育ステージと、これを受け入れる雌牛の性周期のステージが同調していることが受胎成立のための重要な条件となります。

  • 後期桑実胚 → 発情から6日目に移植
  • 初期胚盤胞,胚盤胞 → 発情から7日目±1日に移植 

受付連絡先

 受付、その他ご質問やお問い合わせはこちらまでお願いいたします。

 茨城県畜産センター(受精卵供給センター)

 315-0132 茨城県石岡市根小屋1234

 電話番号:0299-43-3333

 FAX:0299-43-6392

このページに関するお問い合わせ

農林水産部畜産センター飼養技術研究室

〒315-0132 茨城県石岡市根小屋1234

電話番号:0299-43-3333

FAX番号:0299-36-4433

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