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更新日:2017年9月15日
茨城県畜産センターでは、優秀な能力を持った和牛の増頭を目的として、センター飼養の供卵牛より採卵した和牛受精卵の販売・譲渡を行っています。
受精卵移植とは、優秀な資質を持つ牛(供卵牛)の生体内で一度に複数の受精卵を作り、これを別の牛(受卵牛)に移して、優秀な能力を持つ子牛を一度にたくさん生産する技術のことです。
優秀な能力を持った和牛の増頭を目的としていますので受精卵の販売は、茨城県内の農家、胚移植師、獣医師を対象としております。あらかじめ、ご了承ください。
平成29年度 黒毛和種受精卵の販売について(受付は終了しました)
当センターでは農家さんが所有する精液をお預かりし、県所有供卵牛からの受精卵採取を行っています。
お預かりした精液で受精卵が採取されなかった場合でも、使用した精液は返還できませんのでご了承ください。
様式:精液持ち込みによる牛受精卵採取申込書(ワード:34KB)
飼養供卵牛一覧です(準備中)。
受精卵の発育ステージは約7日目が凍結の耐性、受精卵の状態とも適しているといえます。
受精卵のランクは分割の有無、発育状態、輪郭、色調、変性細胞割合等で判断し、A~Dにランク付けを行っています。AおよびA'ランクの受精卵のみ凍結を行っています。
受精卵の発育ステージと、これを受け入れて育てる受卵牛の性周期のステージが同調していることが受胎成立のための重要な条件となります。
供卵牛より採取された受精卵
予約・受付、その他ご質問や問い合わせはこちらまでお願い致します。
茨城県畜産センター飼養技術研究室
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