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更新日:2020年5月13日
9月26日にコギク主要課題現地検討会を開催しました。生産者、農協、市場、花束加工業者等47名が参加し、実需者ニーズに適合したコギク生産を実現するため、電照の新技術を検討しました。生産者、市場、花束加工業者が一堂に会して情報交換をする機会はこれまでなかったため、コギク生産者が実需者からの要望を聞く良い機会となりました。
再電照によるボリュームの変化
(左:再電照なし、右:再電照6日)
電照を用いて同一品種を複数作型で生産することによりコギクの品種数を減らし、同じ品質の切り花を長期間出荷する技術を紹介しました。生産者・実需者ともに興味を示し、今後の技術開発への期待が寄せられました。自家の経営で取り組みたいという生産者もありました。
再電照により花房のボリュームを実需者ニーズに合わせて調節する技術を紹介しました。様々な日数(0~18日)で再電照を行ったキクを展示し、ボリュームの変化を実感してもらいました。出席者からは、再電照期間が0日から6日程度が適切だという評価が多くありました。
実需者から、生産者が従来目指してきた頂点咲き(頂花が花房の上端に咲くこと)よりも再電照により切り花のボリュームを増やした商品の方が花束加工に向くとの意見が強く出され、生産者からは再電照についての検討が必要だという意見が出されました。
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