ホーム > 茨城を創る > 農林水産業 > 県北地域 > 県北農林事務所企画調整部門 > 県北農林事務所振興・環境室畜産振興課 > 令和3年度県北地域特定家畜伝染病防疫演習で防疫措置について理解を深めました
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更新日:2023年4月26日
〇令和3年11月9日(火曜日)、茨城県常陸太田合同庁舎の大会議室で、県北家畜保健衛生所主催の標記防疫演習が開催され、管内6市町、5カ所の警察署、茨城県畜産協会、及び県北農林事務所職員、合計約70名が参加し、高病原性鳥インフルエンザ及び豚熱などの発生に備えた防疫措置について、理解を深めました。
〇高病原性鳥インフルエンザについては、昨シーズンは11月の香川県における発生以降、本年3月まで18県で52事例の飼養家きんで確認され、計987万羽を殺処分する過去最大の発生となりました。
〇豚熱については、2018年9月に岐阜県での発生以降、73事例、116農場と5と畜場で約258,554頭が殺処分され、10月には群馬県で発生するなど今も継続して確認されています。なお、豚熱については、県内でも豚熱陽性の野生イノシシが116頭確認されるなど、発生のリスクが非常に高まっている状況です。
〇防疫演習においては、冒頭に、県北家畜保健衛生所長から、「現地対策班として発生時の迅速かつ的確な初動対応が重要」との挨拶がありました。その後、担当職員からは、防疫措置の概要、防護服の脱着から防疫支援センターでの動員職員受け入れなどの各作業動画、肥育豚の模型を用いた殺処分の模擬演習で、分かり易い説明を受け、関係者間において、円滑な防疫措置が図られるよう、各自の役割について理解を深め、万が一の発生に備える体制が整いました。
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