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更新日:2020年6月17日
平成28年度茨城県美しい水土里づくり優良活動表彰(多面的機能支払交付金部門)にて,農林水産部長賞を受賞した大子町の下野宮地区にある下野宮近津神社において,6月21日に中田植前夜祭,6月22日夏至の日に中田植が開催されました。
夏至の日は,二十四節気の中(ちゅう)に当たり,昔の田植え時期のほぼ半ばであることから,「中田植」の名があると言われています。
中田植えの起源ははっきりしませんが,1190年(建久2年)頃から始まったと伝えられており,毎年夏至の日に開催されています。
多くの方に中田植に参加頂けるよう,前日の6月21日に前夜祭として竹を用いた灯籠によるライトアツプが行われました。当日は雨でしたが,大勢の参加がありました。
夏至の日,当日は多くの方が観覧に来られ,太鼓,笛,鼓の奏楽,苗取歌や田植歌を楽しみながら,早乙女達の田植えを見守りました。
また,近津神社の境内では,餅つきが行われ,豚汁やおもちが振舞われ,地元農産物などの販売も行われました。
中田植で,早乙女により田植えが行われた水田は,多面的機能支払交付金を活用して「カバープランツ」が施工されています。
当事務所では,農地の保全管理の省力化を図るため平成28年度には「茨城県県北農林事務所 畦畔管理省力化技術確立プロジェクトチーム」を組織し,管理技術の普及を図りました。
↓カバープランツの詳細については,こちら↓
茨城県県北農林事務所 畦畔管理省力化技術確立プロジェクトチーム
中田植前夜祭と中田植当日には,農業農村整備事業の広報活動を行いました。
茨城県では,多面的機能支払交付金を活用した農地維持活動や地域住民との共同による資源向上活動などの支援を行っています。
農地や農村の有する多面的機能について質問や相談がございましたら,県北農林事務所土地改良部門までお気軽にお問合せください。
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