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令和4年6月11日(土曜日)、大子町にて【「茶摘み・和紅茶」作り体験会】が大子町及び茶の里公園組合の共催で開催されました。
大子町の特産品である奥久慈茶は、さしま茶、古内茶と並び、茨城県の三大銘茶として知られ、大子町特有の冬は寒さが厳しく、昼夜の寒暖差が大きいという気候条件によって、茶葉が厚く育ち、香りが強く、味に深いコクがあるという特徴を持ちます。
奥久慈茶には約500年の歴史があり、大子町のある僧侶が京都宇治から茶種子を持ち帰り栽培したことに始まり、その後、江戸時代後期に京都宇治から茶職人を招き、宇治茶の製法が導入されたことから大子町にて普及したと言われています。
今回の体験会では、奥久慈茶の里公園及び大子町のお茶名人の方々にご協力いただき、茶摘み体験、手もみ体験、おいしいお茶の煎れ方を体験するお茶会が実施されました。
参加された方からは、大子町のお茶の歴史やおいしい紅茶の淹れ方について積極的に質問がなされ、大子町の農業農村環境が持つ魅力について、理解を深める良い機会となりました。
10月中旬には、大子町における今年度第2回目の活動として、茶の里公園にて、新そば収穫・そばうち体験を予定しています。
茶摘み・和紅茶」体験会 |
手もみ体験の様子 |
茶娘衣装で体験する参加者 |
お茶会の講話の様子 |
茶室でいただく和紅茶 |
茶室から臨む茶畑の景観 |