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更新日:2021年3月5日

トピックス2013年度

主要課題現地検討会(輪ギク)を開催(2014年2月26日)

 2月26日、現地において標記検討会を開催し、生産者、関係機関等、延べ14名が参加しました。

 現在、当所では輪ギクで発生する原因不明の生理障害「虎葉症」(通称)についての調査研究に取り組んでおり、検討会ではH25年度に得られた結果について説明を行いました。

 具体的な内容として、環境を変えると障害は消失するとの調査結果に対し、生産者からは、「明確にではないが、そうした雰囲気は従前から感じていた。環境が原因とする結果も納得できる」との所感を得ました。

 当所では、現地の意見を反映させながら、今後も障害の原因究明に向けた試験に取り組んでいきます。

20140226-1キクの栽培状況の確認

写真1:キクの栽培状況の確認

「日本農業実践学園」が視察研修にて来所(2014年2月24日)

 2月24日、水戸市にある「日本農業実践学園」の学生、職員28名が来所し、当所のピーマンおよびセンリョウの試験研究を視察しました。

 ピーマンでは、モザイク病対策技術の一つである生分解性ポット苗や複数の病害に抵抗性をもつ接木苗、プランターを利用したピーマン養液土耕栽培について、基本的な考え方や栽培法・試験状況をハウス内でピーマンを実際に見学しながら説明しました。プランター栽培については管理法や栽培上の注意点・導入コスト等について質問があがり、ピーマンの生育状況や養液土耕栽培技術を熱心に観察していました。

 センリョウでは、センリョウの栽培施設である楽屋内で栽培状況の見学を行うとともに、現在当所で取り組んでいる病害対策試験について説明しました。参加者からは、センリョウの生態や収益性等について質問があがり、活気のある研修会となりました。

20140224-1所内での説明

写真1:所内での説明

20140224-2センリョウ楽屋での説明

写真2:センリョウ楽屋での説明

主要課題検討会(センリョウ)を開催(2012年12月23日、2013年1月22日)

 平成25年12月23日および平成26年1月22日、現地において標記検討会を開催しました。検討会は鹿行農林事務所(経営・普及部門)との共催により、センリョウ生産者、JA、関係機関等、延べ27名が参加しました。

 当所からはH25年度に実施した病害防除試験の中間結果報告、農林事務所からは土づくりに関する発表がなされ、センリョウ栽培に対する幅広い情報を提供することができました。

 また、当所で育成したセンリョウ新品種(出願公表中。H25年12月に審査予定)の供給について質問がなされるなど、関心の高さが伺われました。

 生産者からは今後も勉強会を望む声が寄せられるなど、有効な検討会となりました。

20131223-1室内検討会の様子
写真1:室内検討会の様子

第1回主要課題現地検討会(ピーマン)を開催(2013年10月8日)

 10月8日に、鹿島地帯特産指導所内でピーマンに関係する課題の現地検討会を開催し、生産者、関係機関等、計52名の参加がありました。

 この検討会では、「生分解ポットを利用したモザイク病防除」、「リアルタイム栄養診断を用いたプランター栽培」、「輪作によるセンチュウ防除」の3課題を中心に、室内検討を行った後、圃場視察を交えながら参加者との意見交換を行いました。

 半促成栽培試験の室内検討では、生分解ポット栽培はピーマンの収量・品質にどの程度影響するのか、栄養診断結果と収量に関係性があるのか、輪作作物の品種・栽培特性はどうなのか等の質問が上がりました。また、圃場視察では、生分解ポットの分解の様子や線虫台木ピーマンの生育状況について熱心に観察される方、プランター栽培の潅水・施肥管理方法や輪作物の販売先等を含めた収益性について質問される方も多く、活発な検討会となりました。

 鹿島地帯特産指導所では、産地の方々のご期待に応えられるように、これからも関係機関と連携し、試験に取り組んで参ります。

20131008-1センリョウの試験状況の確認

写真1:センリョウの試験状況の確認

20131008-2ピーマンの試験状況の説明

写真2:ピーマンの試験状況の説明

関東東海北陸農業試験研究推進会議の参加者が来所(2013月10月2日~3日)

 10月2日から3日、鹿島セントラルホテル、鹿島地帯特産指導所などで平成25年度関東東海北陸農業試験研究推進会議 関東東海・病害虫部会現地検討会が開催され、各県公設農業試験場および独立行政法人の研究員など、参加者89名が当所に来所しました。

 3日の現地視察では、当所においてセンリョウ炭疽病の防除試験やピーマンの生分解ポット苗試験、プランター栽培試験などの栽培状況を見学しました。参加者からは、センリョウの栽培方法や炭疽病の病徴、プランター栽培の普及状況や生分解ポットの分解にかかる時間などについて質問があり、有意義な検討会になりました。

 鹿島地帯特産指導所では、これからも関係機関と連携し、産地の発展につながる試験研究を行っていきます。

20131002-1室内検討会の様子

写真1:室内検討会の様子

20131002-2ハウス前での説明

写真2:ハウス前での説明

平成24年度試験成績・25年度試験設計検討会を開催(2013年5月8日)

 5月8日、鹿島地帯特産指導所内で標記検討会を開催し、生産者、関係機関等、計72名が出席しました。

 ピーマンの試験では、プランター栽培での液肥濃度や圃場の休作効果、線虫抵抗性を持つ新品種を台木とした接木株の栽培状況、過敏感反応を防ぐ技術について試験成果の紹介がなされた後、圃場で検討を行いました。 また、園芸研究所流通加工研室と鹿行農林事務所から、ピーマン栽培に関わる情報提供がありました。

 鹿島地帯特産指導所では、これからも関係機関と連携し、産地の発展につながる試験研究を行っていきます。

20130508-1ピーマン硝酸態窒素濃度の測定実演

写真1:ピーマン硝酸態窒素濃度の測定実演

20130508-2キクの試験状況の確認

写真2:キクの試験状況の確認

このページに関するお問い合わせ

農林水産部農業総合センター鹿島地帯特産指導所 

〒314-0133 茨城県神栖市息栖2815

電話番号:0299-92-3637

FAX番号:0299-93-1340

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