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更新日:2020年12月14日

麦類湿害対策「耕耘同時畝立て播種技術」現地検討会を開催

 

下妻市は、米、麦、大豆等のブロックローテーションが盛んな地域ですが、降雨の多い年には、圃場の一部で湿害が発生し問題となっています。

そこで、令和2年12月3日、下妻市下宮の圃場で、麦類の湿害対策として「耕耘同時畝立て播種技術」の現地検討会を開催しました。下妻市でブロックローテーションを実施する3つの生産組合、市役所等総勢18名の参加がありました。

農業研究所作物研究室により令和2年に改訂した「麦・大豆の耕うん同時畝立て播種栽培マニュアル」による技術説明とアップカットロータリ畝立て播種機の実演が行われました。当経営・普及部門からは麦ふみや追肥等の今後の管理について説明しました。

圃場の条件は良好で、高さ15㎝程度の平畝を作りながら播種する様子を確認することができました。参加者の関心は高く、土壌条件、畝を立てる仕組み、播種スピードの限界、販売価格、生育への影響、通常のアップカットロータリの改良の仕方等活発な質疑応答が行われました。今後は生育状況を確認するとともに収量への効果を検証していきます。

当部門は、普通作経営体の経営安定に向けて今後も麦の収量改善を支援します。

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