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更新日:2020年2月7日
県西農林事務所林業振興課(筑西林業指導所)では,森林・林業の役割への理解を深めてもらうため,管内の小中学生を対象に,森林・林業体験学習を実施しています。
今回は昨年12月に小学校で親子活動の一環として実施した体験学習の様子を紹介します。
今回実施した体験学習では,森林の働きについての講義の後,茨城県産のヒノキを使用した木工工作体験を行いました。
まず始めに行った講義では,森林の持つ「水を貯えるはたらき」,「地球温暖化を防ぐはたらき」や「木材を生産するはたらき」をはじめとした様々なはたらきについて理解を深めてもらうともに,人が植栽した森林では,そのはたらきを高めるために,成長して込み合った林を間引く(間伐)等の手入れが必要であることを説明しました。
その後の木工工作体験では,茨城県産のヒノキの間伐材を利用し,木製のお箸を作りました。親子のペア1組ごとに専用の固定台を押さえる人とかんなで木材を削る人に別れ,協力しながら1人一膳ずつお箸を作製してもらいました。
参加した児童・保護者からは「森林のはたらきや林業について知ることができた。」や「木を大切にしようという考えがより確かなものになった。」等の声があり,今後ともこの取り組みを推進していく考えです。
森林・林業体験学習にご興味のある方は林業振興課までご相談ください。なお,来年度の事業受付については実施が確定次第お知らせいたします。
茨城県県西農林事務所林業振興課 電話番号0296-24-9176(直通)
FAX 0296-25-0018
令和元年12月19日(木曜日)13:30~
桜川市役所大和中央公民館
県西農林事務所では、イノシシ等の農作物被害防止対策のため,桜川市内の羽田山全域を鳥獣被害対策モデル地区に指定し,地域ぐるみの被害防止活動を実施しています。
今回は,地域ぐるみの防止対策を広く波及させるため,この地域の住民,県西地域の関係団体等約41名の参加により,標記研修会を開催しました。
株式会社「うぃるこ」の今村専任職員による「イノシシの生態,イノシシ対策の基礎,捕獲や防除に偏らないバランスの良いイノシシ対策,イノシシの人身被害問題」の講演が行われました。
質疑では,「環境整備の事業について」や「部活動帰りの夕方,子供がイノシシに遭遇した場合の対策」など様々な課題が出され,地域住民のイノシシ被害防止への熱い思いが伝わってくる研修会でした。
【研修会の様子】
令和元年11月12日(火曜日)13時00分~17時00分
筑西市立明野公民館(筑西市海老ケ島)
豚コレラの国内における発生地域拡大や, 高病原性鳥インフルエンザのアジア近隣諸国においての発生があり,依然として身近な農場でも特定家畜伝染病に感染する可能性が高い状況が続いています。
こうしたことから、特定家畜伝染病が発生した場合に、迅速かつ円滑な防疫体制がとれるように初動対応等の訓練を目的とした防疫演習を実施しました。
今回,関係する団体(県西管内の市町・保健所・警察署・畜産関係団体,県内の各農林事務所・各家畜衛生保健所・畜産センター・県畜産課,農林水産省等)の職員81名が一堂に会し,特定家畜伝染病(高病原性鳥インフルエンザ等)の発生を想定し,初動防疫に必要な業務と関係機関の連絡調整等について演習を行いました。
演習内容は,机上演習(特定家畜伝染病発生時の防疫計画について),グループ別演習(発生地グループ:防疫支援センターでの健康診断から農場での作業終了までの動員職員の受入れに係る現地対策班について,移動規制グループ:消毒ポイントにおける車両誘導及び消毒作業について)など防疫に必要な業務実習と実施の際の関係機関間の連携強化を図りました。
【机上演習】
【グループ別演習】
令和元年11月6日(水曜日)10時~
筑西合同庁舎(筑西市二木成)
近年,県西地域では,イネ縞葉枯病の発生が目立ち,稲作経営に影響を与えています。そこで今回,稲生産に関わる協議会員と関係者あわせて45名を参集し,標記協議会を開催しました。
会議では,「本年の発生状況と防除対策の実施状況」,「県西各市町での取組(助成措置,広報活動,発生状況,防除等)」,「次年度防除対策」等を共有・確認しました。
協議会では,継続して県西地域の米の安定生産を推進していきます。
育苗箱施用剤,本田防除,秋季耕起等の対策は,今後も地道に取り組んでいく。
隣県ではイネ縞葉枯病抵抗性品種への切り替えが進み,イネ縞葉枯病が問題となっていないことから,県西地域では令和3年産に向けて,イネ縞葉枯病の発生が高いエリアでの抵抗性品種への切り替えを検討する。
本年カメムシ被害が多い地域があったため,ヒメトビウンカは引き続き箱剤での防除,カメムシは本田防除(空散)等での対応を検討する。
生産者が興味を持てる内容を検討する。
育苗箱施用剤について,啓発推進を拡大する。
野焼きについて,関係機関による適正指導を行う。
令和元年8月29日(木) 午後2時半から
筑西合同庁舎 付属庁舎 3階 会議室
茨城県では昭和57年度に「青果物銘柄産地指定制度」を創設し、販売金額や市場単価などの厳しい要件をクリアした産地を「銘柄産地」として指定しています。県全体でこれまで61産地を指定し、そのうち県西管内では青果物16産地を指定しています。
今回,筑西市(協和地区)の冬春きゅうり,坂東市(岩井地区)のレタス,ならびに境町のレタスの3産地に対し,それぞれ産地指定証の交付を行いました。
【指定証の交付式】
〇筑西市(協和地区)冬春きゅうり
・出荷組織の名称:北つくば農業協同組合協和胡瓜部会
・農家戸数:32戸, 作付面積:10ha
・加温ハウスにより1月から出荷する産地。
関東では,その時期にきゅうりが出荷できる貴重な産地として市
場評価が高い。
〇坂東市(岩井地区)レタス
・出荷組織の名称:岩井農業協同組合園芸部
・農家戸数:275戸,作付面積:449ha
・県内最大のレタス産地。
発足50周年(H30.9)を迎えた歴史ある産地。
〇境町レタス
・出荷組織の名称:茨城むつみ農業協同組合境地区野菜生産部会
・農家戸数:146戸,作付面積:115ha
・県西地域では最初に指定された銘柄産地(S59)。
県西地域銘柄産地一覧(令和元年8月末現在) | |||
銘柄産地 |
最初の指定年 | ||
1 | 結城市(春トマト) |
H2 |
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2 | 結城市(レタス) |
H9 |
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3 | 筑西市【下館地区】(なし) |
S60 |
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4 | 筑西市【関城地区】(なし) |
H3 |
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5 | 筑西市【協和地区】(冬春きゅうり) |
H5 |
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6 |
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H10 |
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7 | 北つくば(小菊) ※筑西市,桜川市 |
H21 |
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8 | 下妻市【下妻地区】(なし) |
H3 |
|
9 | 常総ひかり(きゅうり) ※常総市,下妻市 |
S62 |
|
10 | 八千代町(なし) |
H4 |
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11 | 八千代町(春はくさい) |
H21 |
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12 | 古河市(にんじん) |
H22 |
|
13 | 古河市(サニーレタス) |
H25 |
|
14 | 古河市(にがうり) |
H25 |
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15 | 古河市【三和地区】(バラ) |
H11 |
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16 | 境町(レタス) |
S59 |
|
17 | 坂東市【岩井地区】(夏ねぎ) |
S59 |
|
18 | 坂東市【岩井地区】(レタス) |
H3 |
|
県西合計 18産地 (青果物16産地,花き2産地) |
令和元年8月20日(火)
坂東市沓掛現地ほ場
茨城県西地域輸出米生産者協議会,
茨城県県西農林事務所坂東地域農業改良普及センター
茨城県西地域輸出米生産者協議会員,関係機関等23名(うち,生産者14名)参集のもと,現地講習会が開催されました。
輸出米生産の拡大を推進するため,多収性品種導入による収量向上や生産コストの低減が必要であることから,10a当たり720㎏の収量を目標とする多収性品種「ほしじるし」についての生産コストの低減及び多収技術についての検討が行われました。
実証ほの生育は,7月の天候不順のため遅れており出穂期は前年に比べ5日遅い状況でした。
参加者は,生産コスト低減技術に高い関心を持ち,熱心に講習を受けていました。
【茨城県西地域輸出米生産者協議会 小林会長あいさつ】
令和元年8月24日(土) 午前10時から午後3時30分まで
(有)染谷農産圃場,おじま農園圃場,筑西市生涯学習センターペアーノ
農場見学&就農相談会は,(公社)茨城県農林振興公社と県農林事務所が農業に興味がある就農希望者を対象に,就農のイメージを高め本県で就農してもらえるよう平成28年度から開催しています。今年度,全5回開催予定のうち,第2回目を筑西市で開催しました。
県内外から31名が参加し,「(有)染谷農産」及び「おじま農園」において農場見学と簡単な農作業体験を行ったあと,独立就農や農業法人等への就職に関する個別の相談会を行いました。
真剣に就農を考えている方が多く,今後はそういった方のフォローをしていくことで茨城県内での就農へとつなげていくこととしています。
【(有)染谷農産でのキャベツの定植体験の様子】
【おじま農園での梨園見学の様子】
【就農相談会の様子】
第1回「農業法人化の留意点①」
第2回「農業法人化の留意点②」
第3回「法人化する場合の労務管理について」
第4回「法人化への手続きについて」
第1回:令和元年7月17日(水) 第2回:令和元年7月24日(水)
第3回:令和元年8月 7日(水) 第4回:令和元年8月21日(水)
全日程 午後6時30分から8時30分まで
結城地域農業改良普及センター
令和元年7月から8月にかけて,結城地域農業改良普及センターにおいて法人化促進講座を開催しました。
この講座は,農業経営の法人化を支援するため,茨城県農業参入等支援協議会及び農林事務所の主催により,県内5地域で実施しています。税理士,社会保険労務士,司法書士等各分野の専門家を講師に招き,農業法人化の留意点や労務管理,法人化の具体的手続き等について全4回にわたり講義を行いました。
令和元年7月17日(水曜日)午後6時30分から
結城地域農業改良普及センター
この講座は,農業経営の法人化を支援するため,茨城県農業参入等支援協議会及び農林事務所の主催により,県内5地域で実施しています。この講座では各分野の専門家から農業法人化の留意点や労務管理,法人化の具体的手続き等について全4回にわたり講義を行います。
今回は,税理士である倉持英雄先生を講師に招き,法人化による経営上や税制上のメリット,法人設立時の注意点等について学びました。
参加した農業者の中には法人化を検討している方が多く,講座後は多くの質問が出るなど法人化に向けた意識の高さが窺えました。
県西農林事務所林業振興課(筑西林業指導所)では,森林に関わる様々な体験を通じて,次代を担う子供たちに,森林・林業の役割や木材の良さへの理解を深めて頂くため,管内の小中学生を対象とした森林・林業体験学習を開催しています。
今回は,茨城県立さしま少年自然の家での宿泊学習(今年6月実施)の中で行った体験学習の様子をご紹介します。
今回の体験学習では,森林の働きについての講義の後,茨城県産木材を使用した木工工作体験を行いました。
講義では,「木材を生産する働き」や「水を貯える働き」,「地球温暖化を防ぐ働き」などの森林の持つ様々な働きについて,また,人が植栽した森林(人工林)では,森林の働きを発揮させるために,成長して込み合った林を間引く(間伐)等の手入れを行う必要があることを説明しました。
その後,ヒノキの間伐材を利用して,木製のお箸を作りました。
参加した児童が2人で協力しながら,1人一膳ずつお箸を作製しました。
お箸が完成した後,児童からは「いい匂いがする。」「木を身近なものとして感じることができた。」といった声が聞かれました。
森林・林業体験学習の実施につきましては,申請を随時受け付けておりますので,ご興味がある方は下記までご相談ください。
茨城県県西農林事務所林業振興課
電話番号0296-24-9176(直通)
FAX0296-25-0018
令和元年5月18日(土曜日)10時~16時
イーアスつくばカツラギロード[屋外スペース],
センターコート[屋内スペース]
いばらき県西農産物フェア実行委員会
【JA北つくば,JA常総ひかり,JA茨城むつみ,JA岩井,古河市,結城市,下妻市,常総市,筑西市,坂東市,桜川市,八千代町,五霞町,境町,県西農林事務所】
出展団体14団体
1来場者数カツラギロード:約2,920人
センターコート:約185人
2まとめ
関係機関(市町,4JA,農林事務所)の県西地域農業を盛り上げようとする機運が醸成されました。
県西農産物を消費者にPRすることができました。
・来場者からは,「楽しかった。対応も感じよい。またイーアスで開催してほしい。」,「野菜をもっと増やしてほしい。」,「ゆるキャラだけでなく,観光大使も来てほしい。」等の意見がありました。
【カツラギロード・出展団体のテント販売】
【センターコート・ゆるキャラとの写真撮影会】
令和元年5月30日(木曜日)
茨城県県西農林事務所(筑西合同庁舎)
下妻市果樹組合連合会GAP推進チーム
茨城県県西農林事務所長
JA常総ひかり代表理事組合長,生産者,JA全農いばらき等
2020年東京オリンピック・パラリンピックの食材調達基準として,国際水準のGAP※1認証や,県など公的機関による第三者確認が要件となりました。
これを受けて,茨城県では,農産物の食材調達基準を満たす「茨城県GAP第三者確認制度※2」の運用を2017年12月から開始しました。
下妻市果樹組合連合会では,生産者の中でGAP推進チーム(9名)を組織して県GAP取得に取り組んだ結果,梨では県内で初めて認証され,このほど交付式が行なわれました。
※1GAP(農業生産工程管理):食品安全,環境保全,労働安全の実現を図る観点から,農薬や肥料の使用など,農業の生産管理を適正に行うもの。
※2茨城県GAP第三者確認制度:県が定めるGAPチェックリストに沿って,県が調査を行い,生産工程の管理が基準に適合していることを確認のうえ,認証する制度。
生産者数123名,作付面積98ha
昭和57年に下妻市果樹組合連合会を設立。組織体制が確立した統率力のある産地であり,差別化商品として,樹上で完熟させた「甘熟梨※」を販売。甘熟梨は市場を通さず,産地から直接スーパーに持ち込むなど独自の流通経路を確立。さらには,ベトナムなど海外への輸出など,新しい取組みを積極的に行っている。※「甘熟梨(かんじゅくなし)」
【交付式の様子】
平成31年3月9日(土曜日)9時30分~12時(小雨決行)
桜川市東飯田47-1「花の入公園」内
茨城県,公益社団法人茨城県緑化推進機構
森林の役割と森林整備の大切さへの理解を深め,緑化の普及啓発と新たな人材育成を進めるため,森林整備講習及び森林整備活動を行いますので,皆様ぜひ御参加ください!
詳しくはパンフレット(PDF:149KB)をご覧ください。
茨城県県西農林事務所林業振興課電話番号0296-24-9176(直通)
平成31年1月23日(水曜日)14時00分~15時30分
茨城むつみ農業協同組合2階大会議室(猿島郡境町長井戸23)
県西地域イネ縞葉枯病対策連絡協議会,茨城県県西農林事務所
近年,県西地域ではイネ縞葉枯病が増加傾向にあり,発生の多い地域では米の減収が懸念されています。イネ縞葉枯病はウイルスを持つヒメトビウンカがイネを吸うことで感染しますが,このヒメトビウンカの保毒率も近年高止まり傾向にあり,今後さらなるイネ縞葉枯病の拡大が危惧されます。
このため,地域が一体となった防除対策を進めるために,イネ縞葉枯病の発生状況や防除対策について知識及び情報の共有をはかるため,生産者,農業関係団体,市町村,県機関等92名が一堂に会し,縞葉枯病防除に関する研修を行いました。
「イネ縞葉枯病の発生状況と防除上の留意点」について,茨城県農業総合センター病害虫防除部から説明し,「イネ縞葉枯病の発生と防除対策」について国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構中央農業研究センター及び茨城県農業総合センター農業研究所から説明しました。
参加者からは,「箱処理剤と本田防除の組み合わせが重要だと思った。」,「他県の取組事例を知ることができて良かった。」など参考になったという意見が多く聞かれました。
【研修会の様子】
平成30年11月29日(木曜日)13時~
桜川市役所大和中央公民館及び現地
県西農林事務所では、イノシシ等の農作物被害防止対策のため,桜川市内の羽田山全域を鳥獣被害対策モデル地区に指定し,地域ぐるみの被害防止活動を実施しています。
今回は,地域ぐるみの防止対策を広く波及させるため,この地域の住民,県西地域の関係する団体,茨城県イノシシ等被害防止対策協議会鹿行・県南県西ブロック会議メンバー等約80名の参加により,標記研修会を開催しました。
一般社団法人鳥獣管理技術協会鳥獣管理士の斎藤悦夫氏から「鳥獣被害の現状,防護柵の効率的な設置方法,防護柵の維持管理法」の講演を行い,その後現地研修として,本木地区で効率的なイノシシ侵入防止のための「設置済みの防護柵の管理法,ワイヤーメッシュの有効な張り方の実演」を行いました。
最後に,公民館に戻り,齊藤氏を座長として,各区長さんを中心に,地区の取組と問題点,市側への要望など大変積極的な意見交換が行われ,地域住民のイノシシ被害防止への熱い思いが伝わってくる研修会でした。
【現地研修】
【意見交換】
平成30年10月30日(火曜日)13時30分~15時30分
農事組合法人宮崎協業圃場(結城市小森)
茨城県県西農林事務所,結城地域農業改良推進協議会
国内の家畜が必要とする飼料の73%は海外からの輸入に依存しており,その中で,トウモロコシの輸入量は年間1,000万トンにも及ぶため,「価格変動による国内の畜産経営への影響は大きい」状況にあります。
国産子実用トウモロコシの生産拡大は,「安心・安全な畜産物の生産が期待できる」等のメリットがありますが,「技術的・経済的な課題が多い」等のデメリットもあります。
そこで,「国産子実用トウモロコシの栽培技術の確立と利用拡大を目指す」ことを目的に,茨城県内の畜産関係者約70名を参集し,収穫実演・現場での課題等の検討を行いました。
今回の検討会をとおして,国産濃厚飼料の増産に向けた関係者の共通認識を醸成することができました。
【収穫機の説明】
平成30年10月26日(金曜日)13時00分~17時00分
明野公民館(筑西市海老ケ島)
今年も日本国内で白鳥の飛来が確認される季節になりました。近隣アジア諸国では高病原性鳥インフルエンザが続発しており,又,中国ではアフリカ豚コレラの発生地域が拡大するなど,特定家畜伝染病の我が国への侵入リスクは依然として高い状況にあります。
こうしたことから、特定家畜伝染病が発生した場合に、迅速かつ円滑な防疫体制がとれるように初動対応等の訓練を目的とした防疫演習を実施しました。
今回,関係する団体(県西管内の市町・保健所・警察署・畜産関係団体,県内の各農林事務所・各家畜衛生保健所・畜産センター・県畜産課,農林水産省等)の職員約120名が一堂に会し,特定家畜伝染病(高病原性鳥インフルエンザ等)の発生を想定し,初動防疫に必要な業務と関係機関の連絡調整等について演習を行いました。
演習内容は,机上演習(「発生時の防疫措置について」,「鳥インフルエンザウイルスからの感染予防と熱中症対策」),体験型演習(発生地グループ:家畜の殺処分等を想定した防疫服の着脱及び炭酸ガスの取扱い,移動規制グループ:車両の消毒等を想定した動力噴霧器の取扱い及び車両消毒)など防疫に必要な業務実習と実施の際の関係機関間の連携強化を図りました。
【机上演習】
【グループ別演習】
【グループ別演習】
平成30年10月7日(日曜日)
五郎助山(筑西市)
森林湖沼環境税活用事業の1つである「茨城県森林・林業体験学習事業」の取組として,NPO法人里山を守る会主催の「里山フェスティバル2019」に参加し,県産材を使用したお箸づくり体験を行いました。
来場者には,体験をとおして,森林が持つさまざまな働きや林業・木材利用と環境保全の関係,環境税を活用した取組等について理解を深めてもらうことが出来ました。台風一過の晴天の中,お箸づくりを一生懸命取り組む子ども達の姿が印象的でした。
体験後には、「木材を大切に使っていきたい」「環境税についてよく知ることが出来て良かった」などの感想を聞くことができました。
県西農林事務所では、これからも積極的に森林・林業への理解促進活動を行っていきます。
平成30年10月2日(火曜日)13時30分~
筑西合同庁舎(筑西市二木成)
近年,県西地域においては,イネ縞葉枯病の発生が目立ち,稲作経営に大きな影響を与えています。そこで今回,稲生産に関わる協議会員と関係者あわせて44名が参加し,標記協議会を開催しました。
会議では,県内や県西各市町での取組(防除対策,支援措置),次年度防除対策(収穫後の早めの耕起,畦畔の除草徹底,育苗箱施用,多発地域での育苗箱施用と本田防除による体系防除,抵抗性品種の導入等)等の情報を共有・確認しました。
協議会員は,「31年産米の防除対策を地域ぐるみで実施できるよう支援を講じること」や「あらゆる機会を通して水稲栽培農家等へイネ縞葉枯病の発生状況や防除対策等の情報提供に努めること」を共通認識とし,防除対策の推進にあたることになりました。
※「惚ろにがうり(ほろにがうり)」
平成30年9月26日(水曜日)
学校法人晃陽学園※晃陽看護栄養専門学校調理室(古河市)
※「晃陽学園(こうようがくえん)」
県西農林事務所では,収益性の高い野菜産地の育成の一環として,古河市と連携し,JA茨城むつみの「惚ろにがうり」のブランド化の取組を支援しています。
「惚ろにがうり」は,苦みが少ないのが特徴で,厳しい出荷規格をクリアした品質で市場等から高く評価されています。
全国有数の産地として,主に首都圏へ出荷されていますが,地元での馴染みが薄いことから,古河市内の学校法人晃陽学園晃陽看護栄養専門学校の調理師学科・グランシェフ学科の学生を対象に,有名シェフ(東京表参道のイタリア料理店「リストランテタ゛フィオーレ」眞中オーナーシェフ)による調理講習会を行い,地域特産食材である「惚ろにがうり」をPRしました。
眞中シェフの指導で,「にがうりのフリット」「にがうりとツナのオリーブ油,レモン風味」「にがうりと豚肩肉の煮込み」のメニューの調理実習が行われました。
受講者からは,「知らないことだらけだったので良い体験ができた」「あまりにがうりを食べることがなかったので,新しい発見があってよかった」「にがうりを美味しく食べられるよう調理できるようになりたい」などの感想がありました。
JA茨城むつみの「にがうり」は,平成15年から試行的栽培を開始。平成25年には県の青果物銘柄産地として指定され,厳しい出荷規格を定めることにより市場からの信頼を獲得,年々販売額が増加しています。また,平成29年10月には愛称として「惚ろにがうり」の名称が商標登録されました。
【眞中シェフによる実習指導】
【にがうりのフリット】
平成30年9月21日及び9月26日
筑西合同庁舎
本県では昭和57年度から「銘柄産地指定制度」により、販売金額や市場単価などの厳しい要件をクリアした産地を「銘柄産地」として指定しています。県全体でこれまで60産地が指定され、県西地域においては,銘柄産地に,青果物が16産地,花きが2産地,そして,将来銘柄産地を目指す銘柄推進産地に青果物14産地が指定されております。この中には,古河市の長ナス及び境町のカリフラワーが銘柄推進産地として新規指定されました。
現在、JA・市町村等関係機関と連携し、消費者ニーズに対応した産地化(量と品質)を推進し、銘柄産地等の維持・発展を図っています。
このたび、下記産地に銘柄産地指定証(更新)の交付を行いました。
生産者代表は、「安心・安全なものを消費者に届けたい」と今後の生産に意欲を示しました。
筑西市下館地区・関城地区なし
(下館果樹園芸組合,北つくば農業協同組合関城梨部会・関城梨選果場部会)
八千代町なし(常総ひかり農業協同組合八千代地区梨部会)
古河市バラ(茨城むつみ農業協同組合三和地区花き生産部会)
県西地域の銘柄産地及び銘柄推進産地一覧(PDF:139KB)
※「下妻甘熟梨(しもつまかんじゅくなし)」
平成30年8月7日(火曜日)
茨城県庁
7月30日に行われたイオン・フードアルチザン(食の匠)(外部サイトへリンク)登録と梨の海外輸出について大井川知事へ報告しました。
梨を試食した知事からは,「糖度が高く美味しい」との感想がありました。
梨の産地である下妻市では,これから様々な品種の美味しい「梨」が出荷されますので,皆さん是非ご賞味ください。
平成30年8月2日(木曜日)
茨城県庁
筑西市及びJA北つくば管内の梨生産者が筑西市産の梨(幸水)を櫛田農林水産部長,堀江営業戦略部長に贈呈しPRを行いました。
筑西市は県内で最も梨の栽培農家が多い梨の大産地です。大きな災害もなく糖度の高い美味しい梨が収穫されています。
これから「豊水」,「あきづき」等,様々な「梨」が店頭に並ぶことになります。筑西市の美味しい「梨」をどうぞご賞味ください。
平成30年7月30日(月曜日)午後1時30分から
筑西合同庁舎1階大会議室及び現地水田(筑西市二木成)
イネ縞葉枯病は,県西地域を中心に発生の多い状況が続き,他の地域でも被害の拡大が懸念され,県一丸となって防除の推進を図っています。
今回は,農業総合センター農業研究所「いばらき農業アカデミー「品目別栽培技術高度化講座(水稲)」と県西地域イネ縞葉枯病対策連絡協議会との共催で検討会を開催し生産者,農業関係団体,市町村,県機関等130名が一堂に会し,縞葉枯病防除に関する検討を行いました。
室内検討では,イネ縞葉枯病の現在の発生状況と防除対策及び試験の実施状況について検討し,圃場では,実際にイネ縞葉枯病の現在の発生状況について見学しました。
検討会では,防除対策について活発な質疑が行われました。
※「下妻甘熟梨(しもつまかんじゅくなし)」
平成30年7月30日(月曜日)
JA常総ひかり下妻支店
県内有数の梨の産地下妻市,同市果樹組合連合会,JA常総ひかり,県,イオンリテール株式会社の5者で「下妻甘熟梨プロジェクト」が設立され,設立趣意書の締結式が行われました。
「下妻甘熟梨」は限られた生産者が厳しいルールのもと作り上げたブランド梨です。樹上で厳選した果実を丁寧に管理し,高糖度で,シャリ感を残し,梨本来の風味がするように食べ頃を見極めて収穫した「完熟」状態の梨となっています。土壌診断結果に基づいて良質の有機肥料等を投入し,土づくりにこだわった甘熟梨用の畑で栽培することで,下妻甘熟梨が誕生します。
8月11日(土曜日)~17日(金曜日)まで県内のイオン4店舗(下妻店,土浦店,つくば店,イオンスタイル水戸内原)で販売する予定です。また7月31日(火曜日)からイオンのオンラインショッピングサイトでも販売されています。
皆様どうぞご賞味ください。(※状況により,販売予定は変更となる場合があります。)
平成30年6月6日(水曜日)※放送日:6月19日(火曜日)12時20分~12時30分
JA常総ひかり八千代支店及び現地(八千代町)
この番組はラジオ(IBS)を活用した情報発信事業として、ナビゲーターの菊池亜紀子氏が産地を訪問し、生産者へのインタビューを通して県内の‘旬のおいしいもの’を紹介するとともに,有名料理人である茨城・食のアンバサダーが簡単にできるレシピを,その場で調理して紹介することで,県産食材の魅力を発信する番組です。
6月放送分では、JA常総ひかり八千代地区メロン部会の藤木部会長からタカミメロンのお話を伺い,銀座のBARyuーnagiのバーテンダー神木氏が作ったタカミメロンのドリンクを,ナビゲーター菊池氏とIBS番組「Happyパンチ!」のパーソナリティーKATUMI氏が味わい,八千代町のタカミメロンの魅力を発信しました。
平成30年6月1日(金曜日)
県庁
八千代町の大久保町長やJA常総ひかりの塚本代表理事組合長をはじめ,生産者とJA常総ひかりPR大使,八千代町観光大使の皆さんがカナダへの「タカミメロン」の輸出の取組等について知事へ報告しました。
八千代町は鬼怒川流域の肥沃な土地と温暖な気候に恵まれた,県内有数のメロン産地です。
当日は、おいしさを絶賛されるとともに、販売価格なども話題となりました。
みなさん、生産者の愛情がたっぷりつまった「タカミメロン」の爽やかな甘さを是非ご賞味ください。
平成30年5月14日(月曜日)
県庁
筑西市の経済部長,JA北つくばの大久保修一こだま西瓜部会長をはじめとした市やJAの方々などが,今年のこだますいかの生産状況や販売計画について農林水産部長へ報告しました。
JA北つくばのこだますいかは,筑西市と桜川市で生産されている全国有数の産地です。
特に,出荷前に全圃場で試割し、糖度・シャリ感を確認することで、品質管理を徹底し,部会の定める基準に合格したものについては,厳選こだますいか「紅(べに)の誘惑」というブランドで販売されています。
おいしい初夏の味「こだますいか」を是非ご賞味ください。
【補足】
筑西市・桜川市・北つくば農協地域農業振興協議会では、収穫盛期の立夏(平成30年は5月5日)を「こだますいかの日」として知名度アップに力を入れています。
平成30年5月26日(土曜日)10時~16時(雨天決行)
イーアスつくばカツラギロード(屋外スペース)つくば市研究学園5丁目19番
いばらき県西農産物フェア実行委員会
(JA北つくば,JA常総ひかり,JA茨城むつみ,JA岩井,古河市,結城市,下妻市,常総市,筑西市,坂東市,桜川市,八千代町,五霞町,境町,茨城県県西農林事務所)
県西地域の農業と農畜産物に対する理解を深め,県西地域の認知度向上及び販売促進を図るために,県西地域の農業と農畜産物PR,出展者による農畜産物等の販売等を行いますので,皆様ぜひお越しください!
詳しくはパンフレット(PDF:253KB)をご覧ください。
茨城県県西農林事務所農業振興課電話番号0296-24-9174(直通)
平成30年4月6日(金曜日)
茨城県庁
坂東市長、坂東市茶業組合会長らが県庁を訪れ、大井川知事に坂東市産の茶葉のみを使用したペットボトル飲料「坂東さしま茶」のPRを行いました。
坂東市では,市のPR商品として今回ペットボトル飲料を開発しました。
「坂東さしま茶」は,ほどよい渋み、すっきりとした旨味が特長で,知事からは「コクがあって美味しい」との評価がありました。
当商品は、坂東市内のお茶販売店や観光施設などでお買い求めいただけますので,ぜひご賞味ください。
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