ペチュニア(ナス科ペチュニア属)2018年5月掲載

赤いペチュニア

ペチュニアは多様な花色や花型、形態を持つ人気の高い花で、ガーデニング材料として鉢やプランター、花壇などに植えられて利用されています。

ペチュニアは南米(ブラジル南部、アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイなど)原産のナス科の植物で、現在販売されている品種はペチュニア・アキシラリス、ペチュニア・ビオラセアなど数種の原種の交配で生まれたとされています。この二つの原種の交配は1830年代にイギリスで行われ、その後代から多くの変異が生まれ1800年代末までにイギリス、ドイツ、フランスで改良が進んで八重咲きや大輪、矮性の他、様々な花色が作出されました。
日本でも品種改良がおこなわれ、1920年に坂田種苗(現在のサカタのタネ)から、それまで難しかった100%八重咲きとなる品種が発表され、世界的に注目されました。

サフィニアは、日本で作られたペチュニアの品種(群)の一つで従来のペチュニアに比べて雨に強く、日本の気候条件でも育ちやすく改良されたものです。
また、枝が横に伸びる性質のクリーピングタイプであり、従来にない草姿と優れた連続開花性により国内外で高い人気となり、一大ブームを巻き起こしました。ペチュニアは種子繁殖がほとんどでしたが、サフィニアは挿し木で増やす栄養繁殖系品種の先駆けとなりました。

(平成30年5月掲載)

様々な色のペチュニア
2018年05月21日