(写真1:うみももか)
パンジー(学名Viola×wittrockiana)はスミレ科スミレ属の植物で、ヨーロッパに自生する野生種から育種されました。花が人の顔に似て思索にふけるようにみえるところから、フランス語の「思想」=パンセ(pensee)に因み、パンジーと呼ばれるようになりました。
ビオラはパンジーの小輪系統ですが、区別は曖昧となっています。
品種改良の歴史は2百年以上に遡り、花色や花の大きさ、花弁の形状、株の姿などの変化に富む多様な品種が作出されています。
寒さに強く開花期間が長いため、秋~冬の庭には欠かせない花材です。県内でも県北・県西など各地で生産が盛んで、10月から出荷が始まります。
さまざまな花姿の中からお気に入りの品種を見つけてみてはいかがでしょうか?
(写真2:いちごショート(左)とんとん(中央)わらくイエローアンドブルー(右))
(令和元年10月掲載)