ハナモモ(バラ科サクラ属)2017年3月掲載

ハナモモの花の写真。

花言葉は、「良い気立て」、「恋のとりこ」などです。

モモは中国原産の落葉小高木で、観賞用の品種を一般に「ハナモモ」と呼びます。ハナモモには普通品種、ほうき立ち品種、枝垂れ品種、カラモモ、一才桃などがあります。花色は白、モモ、紅などがあり、花型は一重咲きや八重型に加え、花弁が細い菊咲きなどがあります。

ハナモモは桃の節句のひな祭りに欠かせない花です。モモには厄除けや魔除け、長寿の力があるとされ、女の子の健やかな成長を願って飾るという意味合いもあるそうです。笠間市や常陸大宮市などで生産が多く、茨城県は東京都中央卸売市場において出荷量の約3割のシェアを占める主要産地となっています。ハナモモは枝を切って収穫し、水に浸けたまま促成室で加温して開花させ出荷します。出荷は1月下旬ころから3月まで行われ、2月下旬がピークとなります。

ハナモモのつぼみの写真。
2017年03月06日