大苗のバラ栽培-休眠期は定期的に肥料-(2015年12月)

バラのイラスト

バラは春に苗を購入し、秋に花を咲かせるのが一般的ですが、この秋冬期に購入した苗でも、大苗のバラはきちんと植え付け栽培すると、来春に花を咲かせることができます。大苗は来年2月までに植え付けます。
植え付ける2~4週間前に縦横40~50センチメートルほど掘り、堆肥、肥料を加え、排水性のよい肥沃な土を作ります。
販売されている大苗は「根まき苗」と「ポット苗」の2種類。畑で育て掘り出した根まき苗は、植え付ける2時間ほど前にバケツなどに水を入れ、根の部分を漬けておきます。ポット苗は付着している土を崩して根をほぐしておきます。

必ず支柱を

植え穴に肥沃な土を入れ、根を広げて植え付けます。さらに根の隙間に用土を入れるようにし、苗を安定させます。植え付け後、広く土手を作り、根の周りの土がどろどろになるくらい、たっぷり水やりします。苗を安定させるために必ず支柱を立てます。

バラを大きく育て、美しい花を咲かせるため、定期的に肥料を施します。特に冬の休眠期は木に養分を蓄え、樹勢を維持するためにとても重要です。株元から30~40センチメートルほど離れた場所2カ所に深さ30~40センチメートルの穴を掘り、牛ふん堆肥5~6リットルと油かすなどの有機肥料と掘り出した土を混ぜ合わせ埋め戻します。

管理は早めに

芽吹き始める3月、バラの管理作業が本番を迎えます。吹いた芽を放っておくと、日当たりや風通しが悪くなり栄養分が分散し、思ったような開花が望めません。そのため、成長のよい芽を残し、他はかき取ります。

また、寒さで枝が枯れるなどして枝先からよい芽が吹いてこない場合は、勢いのある新芽の上で切戻しを行います。早めの管理作業が肝心です。

春先にかけアブラムシが発生し、新芽や若い枝に付き、放っておくとあっという間に増殖します。病害虫の発生が少ないこの時期に防除しておくことが大切です。

専門技術指導員室T.Y

2015年12月28日