柿の隔年結果を防ぐ-摘果作業で適正な数に-(2015年6月)

柿

柿は日本人にとって昔から身近な果物であり、庭木としても根強い人気のある果樹の一つです。

柿は手を入れないと果物がなる年、ならない年を繰り返す「隔年結果」という現象が起きます。来年の柿の結果に成長する花芽は、ことしの7~8月に形成されるため、この時期に果実の数が多すぎると、葉で作られた養分が果実に優先的に分配され、来年の花芽にいきわたらなくなります。その結果、来年の花芽が少なく、果実も極端に少なくなります。

隔年結果を防ぐためには、毎年、樹に見合った数の果実をならせて余分な果実を取り除く必要があります。柿栽培農家は、花が咲く前の5月中下旬に蕾を取り除く摘蕾作業を行い、さらに開花し実がついた後にも果実を取り除く作業をしています。

家庭果樹では、開花後の今からでも摘果作業をすることで隔年結果を防ぐことができます。

まず、今年伸びた新しい枝1本当たりの果実を1個にします。このとき残す果実は「大きく」「ヘタの形が良く4枚揃っている」「枝の元から2~3番目の横から下向き」のものです。

次に、葉の枚数に応じて果実の数を調節します。果実は1個当たり20~30枚の葉が必要とされています。果実が小さい品種は果実1個当たりの葉が約20枚、大きい品種では約30枚になるように近隣の果実を摘果します。

このように、果実の数を適正にすることで来年の花芽の形成を促して、毎年安定した果実をならせることができます。また、この摘果作業を行うことで、7月中下旬に樹内部の栄養条件に起因する生理的落果も少なくすることができます。柿の木は手入れをしただけ美味しい果実をならせてくれますので、ぜひ行ってみてください。

柿は日本人にとって昔から身近な果物であり、庭木としても根強い人気のある果樹の一つです。
柿は手を入れないと果物がなる年、ならない年を繰り返す「隔年結果」という現象が起きます。来年の柿の結果に成長する花芽は、ことしの7~8月に形成されるため、この時期に果実の数が多すぎると、葉で作られた養分が果実に優先的に分配され、来年の花芽にいきわたらなくなります。その結果、来年の花芽が少なく、果実も極端に少なくなります。

隔年結果を防ぐためには、毎年、樹に見合った数の果実をならせて余分な果実を取り除く必要があります。柿栽培農家は、花が咲く前の5月中下旬に蕾を取り除く摘蕾作業を行い、さらに開花し実がついた後にも果実を取り除く作業をしています。

家庭果樹では、開花後の今からでも摘果作業をすることで隔年結果を防ぐことができます。
まず、今年伸びた新しい枝1本当たりの果実を1個にします。このとき残す果実は「大きく」「ヘタの形が良く4枚揃っている」「枝の元から2~3番目の横から下向き」のものです。
次に、葉の枚数に応じて果実の数を調節します。果実は1個当たり20~30枚の葉が必要とされています。果実が小さい品種は果実1個当たりの葉が約20枚、大きい品種では約30枚になるように近隣の果実を摘果します。

このように、果実の数を適正にすることで来年の花芽の形成を促して、毎年安定した果実をならせることができます。また、この摘果作業を行うことで、7月中下旬に樹内部の栄養条件に起因する生理的落果も少なくすることができます。柿の木は手入れをしただけ美味しい果実をならせてくれますので、ぜひ行ってみてください。

専門技術指導員室N.K

2015年06月29日