秋の野菜栽培について-ペーパーポット育苗-(2018年8月)

秋冬野菜のペーパーポット育苗

レタスやハクサイ、ブロッコリーなどの秋冬野菜の苗づくりに挑戦してみましょう。
今回は、植え付け時に紙鉢が1つ1つ分かれる「ペーパーポット」を使った育苗方法を紹介します。

準備

(写真1:畳んだ状態のペーパーポットと展開串)

  • ペーパーポット(72または128穴タイプがおすすめです)と専用の展開串
  • 水稲育苗箱
  • 種まき培土(窒素成分:100mg/L程度、濃い場合はバーミキュライト等を加えて調整)

展開と土入れ・播種

(写真2:展開した状態(左)土入れ後(右))

ペーパーポットを専用の水稲育苗箱に展開串で広げ、周辺部まで均一になるように培土を詰め込みます。(培土が乾きすぎている場合は、水で湿らせておいてください。)指で播種穴をあけ、2~3粒程度種をまき、覆土します。

間引き・定植

(写真3:子葉を間引きするようす)

子葉が展開した段階で、良いものを残して1本に間引きします。
定植の時は、ペーパーポットを一つ一つ切り離して、苗を紙鉢ごと植え付けます。

 

エシャレットの植え付け

エシャレットはラッキョウを軟白化したものです。8月下旬から9月に植え付けて、翌年4~6月ごろ収穫期を迎えますが、家庭菜園では、小株ですが12月頃から楽しめます。

種子の用意

病害虫に侵されていない健全な種球を用意(購入)します。

圃場準備と植え付け

元肥は緩効性肥料を使用します(N―P―K:18―30―16g/1㎡)。
幅90cm程度のベットを作り、条間45cm×株間12cmで深さ8~10cmの穴を作って種球を入れていきます。

 

ジャガイモの秋作に挑戦

8月下旬から9月上旬頃に種芋を植え付け、11月の霜の降りる頃(凍結に注意)に収穫します。

種芋の準備

「デジマ」や「ニシユタカ」、「アンデスレッド」などの休眠期間が短い品種を選びましょう。
また、種芋を切断して植え付けると腐敗しやすいため、切らずに植えられる小さめの種芋を選ぶのもポイントです。やむを得ず切断する場合は、植え付けの1~2日前に切断し、日陰の涼しい場所で切り口を乾かします。

白黒ダブルマルチの利用

高温期に植え付けるため、白黒ダブルマルチ(表面が白、裏面が黒のマルチ)を利用すると、地温の上昇が抑制でき、初期の生育が安定します。
収穫期にも多少の霜よけ効果があるようです。

専門技術指導員室N.K

2018年09月06日