結城ブランド認定で知名度・競争力UP!(2016年9月)

結城市
ものを創り育てるまち

写真:結城ブランド産直市の様子。市長自らトップセールスを行いました。

(写真1:結城ブランド産直市の様子。市長自らトップセールスを行いました。)

古くから城下町として栄え、加えて農業が盛んで、関東平野のなかでも比較的安定した農業地域であり、米穀はもとより、首都圏の生鮮野菜供給地として、ハクサイ・レタス・トマトなどの露地野菜等多くの農産物が生産されています。

近年、結城市では結城の美味しくて安全・安心な農産物や加工食品のほか、伝統工芸から近代産業まで、高度な技術や匠の技やものづくりに関する「ものを創り育てるまち」のブランド化を推進しています。

結城ブランド認定品とは?

(写真2:結城ブランド認定品(農産物7品))

「ものづくりのまち・結城」、「匠のまち・結城」を市内外にPR・発信していくため、その牽引役となる「結城ブランド認定品」の認定を行っています。これは、応募のあった商品について、結城ブランド推進協議会において認定審査を行い、市が認定を行うものです。認定の期間は3年間です。また、市内外に向けたパンフレットやイベント等において、結城のPR・情報発信に活用していきます。

現在、結城ブランド認定品は25品で、有名な「結城紬」はもちろん、農産加工品や農産物があります。うち農産物は、糖度が非常に高く、さわやかな甘さが特徴の「トウモロコシ(夏祭り)」、生産量日本一、鮮度抜群の美しい花「アスター」、アレンジやブーケなどに最適な大きさの「プチシリーズ(プチヒマワリ、プチケイトウ、プチハボタン)」、柔らかい果重とジューシーな食感のナシ「完熟あきづき」、結城市のナンバーワン野菜「ハクサイ(菜(な)黄味(おみ))」、茨城県の銘柄産地にも認定されている「ゆうきくんレタス」、滑らかな食感とクリのようなホクホクとした甘みの「きぬ名栗(なぐり)南瓜(かぼちゃ)」の7品です。

結城ブランド産直市を開催

(イラスト:結城ブランドロゴマーク)

6月22~23日にJR大宮駅で「結城ブランド産直市」が行われました。当日は、結城ブランド認定品の販売、結城紬の展示、観光情報の提供が行われました。中でも、今が旬の新鮮な朝採りトウモロコシが目玉商品。実がやわらかく、糖度が高い「味来(みらい)」という品種です。

23日には市長自らトップセールスを行いました。陣頭に立ち接客し,調理方法を説明するなどの熱の入れようでした。連日訪れたお客からは、「おいしかったのでまた買いに来た」などの声が聞かれ、「多くの方に買ってもらいありがたい」と市長も笑顔。2日間で2000本用意したトウモロコシは,両日とも閉店時間を待たずに売り切れるなど盛況でした。

今後もイベントや販売をとおして「結城ブランド」を積極的にPRしていきたいと、ブランド推進担当者と、農政担当者は口をそろえて話していました。

結城普及センター

2016年08月31日