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更新日:2023年5月1日

平成29年度リアルタイム現地速報一覧

契約ショウガ栽培講習会

9月21日にJA常陸ショウガ生産者16名に対して現地講習会を行いました。年々販売額を向上させ、新規生産者も増えています。今年は、従来の生産者、新規の生産者に基本技術を徹底させ、収量を向上させるため、今回の講習会を開催しました。

普及センターからは、貯蔵中の害虫の発生が心配されるので、収穫前に殺虫剤を散布するように指導しました。また根茎腐敗病の発生が懸念されるので、疑わしい株を見つけたら排除するように伝えました。他にも霜対策の最終土寄せ、葉色を淡くするための葉面散布について、理由を説明しながら指導しました。普及センターからは、貯蔵中の害虫の発生が心配されるので、収穫前に殺虫剤を散布するように指導しました。また根茎腐敗病の発生が懸念されるので、疑わしい株を見つけたら排除するように伝えました。他にも霜対策の最終土寄せ、葉色を淡くするための葉面散布について、理由を説明しながら指導しました。

販売額が伸びていることもあり、生産者は熱心に話を聞いていました。収量が向上できるように、これからも笠間普及センターは支援を続けていきます。

 

平成29年9月22日笠間地域農業改良普及センター(革新的産地)

 

「笠間市のコギク」銘柄産地指定証交付で更新6度目!

花き銘柄産地に指定されている「笠間市のコギク」が今年度指定の更新が行われ,8月31日,県央農林事務所にて指定証交付式が開催されました。笠間市のコギクは平成5年度に銘柄産地に指定されました。その後,高い技術に裏付けされる安定した品質により,市場をはじめ実需者から高い評価を得て,今回6度目の更新となりました。

交付式には笠間市の山口市長,JA常陸の木村組合長,JA常陸笠間地区花き部会の立川部会長をはじめとする生産者・関係機関が出席し,県央農林事務所の塩原所長から市長に指定証が授与されました。市長からは「コギクが笠間市道の駅構想の中の目玉になれば」と話がありました。今後も産地の維持発展を目指し,関係機関が一体となって支援します。

花き銘柄産地指定証交付式の様子

平成29年度新規就農者のための農業講座を開講しました

笠間地域農業改良普及センターでは、5月24日、笠間市と城里町の新規就農者を対象とした農業講座をクラインガルテンで開講し、13名が出席しました。

開講式では、普及センター長から「農業経営の向上と,農業の仲間作りに活用して下さい」と挨拶がありました。続いて、普及センターから年間の講座内容の説明を行い、笠間市から担い手関係の事業紹介がありました。

講座は、受講生間の相互訪問研修を行い、新規参入の20代の受講生(葉物類・枝豆,有機栽培の野菜多品目)と、50代で新規参入した受講生(イチジク,露地野菜)、の2名のほ場を訪れました。それぞれに就農したきっかけや、経営上の工夫、今後の抱負などを話してもらいました。受講生からは、「病害虫への対策・対応はどうしているのか」「イチジクの栽培方法をどうやって学んだのか」といった質問が出され、活発な意見交換が行われました。

講座後のアンケートでは,「栽培計画がはっきりしていて,よく理解ができた」「今後も訪問し参考にしたい」といった感想が聞かれました。また,「今回の参加者同士で交流を図ることが出来たか」という問いに「全員ではないが出来た」と回答した人が100%となり、交流という点でも充実した講座となりました。

普及センターでは、今年度10回の通常講座と、4回程度の特別講座を予定しています。今後も講座を通じて、新規就農者の営農定着と仲間づくりを支援していきます。

5月31日笠間地域農業改良普及センター

農業学園開講式農業講座のようす

笠間地域農業経営セミナーを開催しました

笠間普及センターでは8月23日、笠間市役所本所において、笠間農業改良普及事業推進協議会、笠間農業士協会と共催で「笠間地域農業経営セミナー」を開催し、認定農業者等60名の参加がありました。

今回のセミナーは、テーマを「笠間地域を元気にする農業経営」として、安心・安全な農産物を生産する工程管理や、商品デザインを学び、農業経営のあり方を考える契機とするため、講演を行いました。

講演では、文化メディアワークスの佐藤正和先生より「商品力を高めるデザイン・パッケージを考える」を演題に、商品のパッケージデザインについてお話をいただきました。

またJA茨城県中央会県域営農支援センターの金澤泰俊先生の講演では「農産物の品質管理・行程管理(GAP)について」と題して、農業の国際化対応の必要性についてお話をいただきました。

参加者からは、実際に取り組む為に必要な準備や手続きについて等、意欲的な質問が次々に挙がり、農業者一人ひとりが地域において取り組みを始めるきっかけとなったようです。

笠間普及センターでは、今後も地域課題解決に向けた取り組みを支援していきます。

笠間農業経営セミナー1笠間農業経営セミナー2

平成29年度新規栗栽培者講座(開講式及び第1回)を開催しました

9月10日、JA常陸友部花きセンター及び栗選果場において、第1回栗新規栽培者講座を開催しました。
対象は、笠間市内在住でこれから栗栽培に挑戦する方や、栗の栽培技術の基本を学びたい方14名です。

今回の講座では、開講式の他、クリ栽培の基礎についての講義と、クリの選別実習、選果場見学を行いました。講義では、クリの品種紹介、生育ステージと栽培管理、収穫から出荷まで、特に選別・選果について説明しました。今年度は特に、目的意識を持って受講している方が多く、クリの栽培技術の習得に対して意欲が感じられました。

感想としては、「基本は概ね理解できた。次回以降、剪定・施肥といった細かい部分をもっと聞きたい」という意見が多く聞かれました。
また、笠間市役所からは、笠間市の栗を対象として事業や各種イベントの紹介がなされ、受講者にとって地元の栗振興の動きを知る良い機会となりました。

今後は、剪定の講座を中心に、残り3回の開催を予定しています。
普及センターでは、笠間の栗グレードアップ会議の取組と連携しながら、クリの生産を支援していきます。

栗の選別実習の様子

笠間市・城里町で担い手担当者会議を開催

10月23日に城里町役場で,10月30日に笠間市役所で担い手担当者会議を開催し,市町農政主管課,農業委員会事務局,笠間市農業公社,笠間地域農業改良普及センターの担当職員が出席しました。

会議では,普及センター職員が新規就農者の確保育成について,これまでの活動実績や今後の計画を説明しました。新規就農者を対象とした個別相談会は例年どおり,各市町にて開催することになりました。また,家族経営協定推進計画および締結式の開催について協議し,新規候補者の検討を行いました。

笠間市では農業公社から,笠間結アカデミーの結果報告と果樹事業について情報提供があり,ナシの後継者に関するアンケート調査についてアドバイスをしました。

また,城里町では,城里町地域おこし協力隊の支援計画や,農業学校との協定締結等の協議が行われ,活発な意見交換ができました。今後も関係機関と連携し,新規就農者の確保および定着支援を行っていきます。

農業経営向上セミナーを開催しました

笠間普及センターは1月23日,笠間公民館において,新規就農者等を対象として,笠間地域就農支援協議会と共催で「農業経営向上セミナー」を開催しました。

講演では,新規就農者ネットワークの藤田慎太郎会長より,「新規就農時の課題と解決策,今後の経営について」という題目で,就農時の失敗談やこれからの目標について熱く語っていただきました。

事例発表では,中央アグリクラブの鈴木茂幸副会長より,「養豚経営における暑熱対策のコスト削減と作業性向上を目指して」という題目で,経営改善の取り組みについて発表をしていただきました。

最後に情報提供として,平成31年1月からスタートする収入保険制度について,茨城県農業共済組合連合会の物井一則氏より,説明をしていただきました。

セミナー後のアンケートでは,「計画性のある意欲的な取り組みに感心した」,「コスト管理について参考になった」等の感想が寄せられ,参加者にとって良い刺激となったようでした。また,収入保険制度について,理解を深めることができました。

笠間普及センターでは,経営向上のために今後も支援していきます。
農業経営向上セミナー講演の様子

新規就農者のための農業講座「6次産業化講座及び閉講式」を開催

笠間普及センターは3月7日,新規就農者のための農業講座「6次産業化講座及び閉講式」を開催し,管内の新規就農者10名,関係機関3名が出席しました。

前半の6次産業化講座では,笠間市で古代米の生産と甘酒の製造・販売に取り組む,さわらや農園の橋本和子氏からご講演いただきました。橋本氏が作る赤米甘酒は,今年度の茨城県農産加工品コンクールで金賞を受賞しており,そこに至るまでの道のりで苦労したことや,品質への強いこだわりについてお話がありました。また,農業総合センターの宮城海代子主任専門技術指導員から,農産加工に取り組む際の注意点や心構えについて講義していただきました。農産加工を実践している受講生は少ないですが,6次産業化の目的や販売に向けたステップについて理解を深めることができました。

後半の閉講式では,受講生に講座の感想や要望,現状や目標を発表していただき,「講座で学んだことを実践している」「先進地への視察研修が参考になった」といった声を聞くことができました。受講生の意見をもとに,来年度の講座内容を検討し,引き続き新規就農者の定着に向け支援していきます。後半の閉講式では,受講生に講座の感想や要望,現状や目標を発表していただき,「講座で学んだことを実践している」「先進地への視察研修が参考になった」といった声を聞くことができました。受講生の意見をもとに,来年度の講座内容を検討し,引き続き新規就農者の定着に向け支援していきます。

6次産業化講座の様子

ななかいの里生産研究部会が田植え体験を開催

5月28日(日曜日)にななかいの里生産研究部会が、田植え体験を開催し、水戸ホーリーホックサッカースクールに通う親子26名が参加しました。

部会員より、手植えの方法について説明があったのち、子どもたちと部会員が交互に並びながら、田植えを行いました。最初は、足場の悪い田んぼに少々緊張気味でしたが、徐々に慣れてきたようで、まっすぐに田植えをすることができました。その後は、近くの川で生き物に触れるなどし、城里町の自然の魅力を感じてもらいました。

自然体験のあとは、ななかいの里のコシヒカリを釜戸で炊いたごはんを、地元野菜の手作りおそうざいや、新鮮な卵でおいしくいただきました。参加した子どもたちからは「田植え楽しかった」や「お米がおいしい」などの声が大きく聞かれました。また、保護者からも「お米の甘さに驚いた」、「ぜひ買いに来たい」との意見があり、消費者へのななかいの里コシヒカリの良いPR活動となったようです。

ななかいの里生産研究部会では、今後も稲刈り体験などを通して、中山間地域の魅力を発信していく予定です。

ななかいの里田植えのようすたきたてご飯の試食

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県央農林事務所笠間地域農業改良普及センター_

〒309-1611 茨城県笠間市笠間1531笠間合同庁舎内

電話番号:0296-72-0701

FAX番号:0296-72-2718

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