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更新日:2023年5月1日

平成30年度リアルタイム現地速報一覧

平成30年度新規就農者のための農業講座を開催しました

笠間地域農業改良普及センターでは、5月23日、笠間市と城里町の新規就農者を対象とした農業講座の開講式を開催し、19名が出席しました。

開講式では、普及センター長から「積極的に仲間づくりをしてほしい」と挨拶があり、参加していた受講生に自己紹介をしていただきました。

その後、第1回の講座として相互訪問研修を行い、受講生2名のほ場を見学しました。定年帰農した受講生のほ場では、トマトの栽培方法や土づくり、病害虫防除について、活発に意見交換が行われました。また、新規学卒就農した受講生のほ場では、輪ギクの生産技術について話を聞いたり、選別機を見学したり、受講生にとって良い刺激となったようでした。

講座後のアンケートでは、「トマトを栽培してみたいと思った」「様々な農業のやり方があることが分かった」といった感想が聞かれました。また、「今回の参加者同士で交流を図ることが出来たか」という問いに全員が「出来た」と回答しており、交流という点でも充実した講座となりました。

開講式の様子相互訪問研修の様子

中央アグリクラブが相互訪問研修を開催

7月24日、笠間市・城里町の若手農業者で構成される「中央アグリクラブ」が相互訪問研修を開催し、クラブ員8名と、若手新規就農者1名が参加しました。

まず、コギクを栽培するクラブ員のほ場を見学し、栽培方法や病害虫防除について意見交換を行いました。また、今年からコマツナ等の葉物野菜の栽培を始めたということで、他のクラブ員からアドバイスをもらう場面もありました。

次に、ブドウのほ場へ移動し、栽培のこだわりや輸出の状況について話を聞きました。高品質なものを作るための様々な取り組みを知ることができ、クラブ員にとって良い刺激となったようです。

今回の研修は、若手新規就農者との交流会も兼ねており、クラブ員との親睦を深める良いきっかけとなりました。

中央アグリクラブでは、クラブ加入希望者を随時募集しております。興味のある方は笠間地域農業改良普及センターまでご連絡ください。

コギクほ場視察の様子ブドウほ場視察の様子

平成30年度栗栽培者講座(開講式及び第1回)を開催しました

8月1日、農業総合センター園芸研究所において、第1回栗栽培者講座を開催しました。対象は、笠間市内在住でこれからクリ栽培に挑戦する方や、クリの栽培技術の基本を学びたい方15名です。

今回の講座では、開講式の他、クリ栽培の基礎についての講義と、園芸研究所のクリほ場視察研修を行いました。

講義では、クリの品種、生育ステージと栽培管理、主要な病害虫とその対策等、栽培基本的な部分について説明しました。初めてクリ栽培に取り組む方はもちろん、栽培経験の長い受講者にも、特に病害虫対策がとても参考なったという感想が多くありました。

園芸研究所のクリほ場見学では、トラクターによる除草と、動力噴霧器による防除の実演を見学しました。受講生の多くが、実際に草刈りや防除の正しい方法を見るのが初めてだったため、参考になったと好評でした。

また、笠間市役所からは、クリを対象とした支援事業の紹介があり、規模拡大や改植を考えている受講生を中心に興味を示していました。

今後は、収穫・選別、剪定、病害虫防除などについて、残り3回の講座開催を予定しています。普及センターでは、笠間の栗グレードアップ会議の取組と連携しながら、クリの生産を支援していきます。

H30栗栽培者講座第1回の様子1H30栗栽培者講座第1回の様子2

新規就農者のための農業講座(パソコン簿記)を開催しました

8月28日,29日の2日間,「新規就農者のための農業講座」の特別枠として,パソコン簿記講座を開催し,管内の新規就農者4名が出席しました。

はじめに,青色申告のメリットや,手書き簿記とパソコン簿記の違いについて説明をしました。その後,農業会計ソフトを使って,初期設定や取引入力などの基本操作を実際に行いました。今回の参加者は全員パソコン簿記記帳をするのは初めてだったため,最初は戸惑う様子もありましたが,演習形式でさまざまなパターンの取引を入力しながら,少しずつ操作に慣れていったようでした。

講座終了後のアンケートでは,「難しかった」という感想もありましたが,「今後パソコン簿記ソフトの導入を考えていますか」の問いに,ほとんどの方が「ぜひ導入したい」と回答していました。今後も農業講座を通して,新規就農者を支援していきます。

パソコン簿記講座の様子

笠間地域を元気にする農業経営セミナーを開催しました

8月30日、笠間公民館で「儲かる農業」と「新規参入」をテーマとしたセミナーを開催しました。この催しは、笠間農業改良普及事業推進協議会、笠間農業士協会、笠間地域農業改良普及センターが主催し、新しい農業の事例を学ぶために開催したものです。

はじめに「儲かる農業~加工・業務用キャベツ」と題してJA水戸茨城キャベツ部会長の平澤協一氏から講演がありました。カット野菜はスーパーやコンビニでの需要が高く、収量を上げることで十分に採算が合うことを、費用や作付面積のデータを紹介しながら説明していただきました。

続いて「ある新規就農者の軌跡(奇跡?)」と題して、城里町の高萩和彦氏から事例発表がありました。栽培は教科書どおりにはいかない、悩みを話せる仲間の大切さなど、新規参入を成功させるには、人とのつながりが重要とのことでした。

笠間市と城里町の農業者、関係機関等71名が参加し、活気のあるセミナーとなりました。

セミナーの様子1セミナーの様子2
 

トマト環境制御技術講習会を開催しました

笠間普及センターでは、11月20日に「トマト環境制御技術講習会」を開催しました。笠間市内で長期どりトマト栽培に取り組む、村上隼人氏のトマトハウスを会場とし、管内の、30代前後の若手ホープトマト栽培農家4名が出席しました。

まず、笠間普及センターから、環境モニタリングセンサーの導入による環境の見える化のメリットや、高性能スクリーンの導入で、夜間の湿度管理を可能にしたことについて説明しました。また、実際にパソコンを見ながら、「温度のグラフからは、夜間にどのタイミングで暖房が付いたかまで見えるようになる」と村上氏から説明を受け、環境の見える化を実際に体験することができたようです。

その後、ハウスの中に設置された、モニタリングセンサーや炭酸ガス施用機を見学しました。さらに、実際に実施している葉かきの方法や、夜間の温度管理など栽培管理についても情報共有をする良い機会となりました。

今後も普及センターでは、環境制御技術に取り組む農家の支援と、新たに興味をもつ農家の掘り起しを行なっていきます。

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若手女性農業者交流会にぎやかに開催しました

11月30日,管内の若手女性農業者を対象とした料理講習会を開催しました。3年前から管内の女性農業者同士の交流を深めることを目的として開催しており、今回は,6名の若手女性農業者が出席しました。

若手女性農業者でもあり,料理教室の講師も勤める女性農業者が講師となり、「秋の味覚たっぷりの本格和食」をテーマに5品を作りました。一番だしの取り方や秋刀魚のさばき方など,野菜もたっぷり使った本格的なメニューを教わりながら,わきあいあいと楽しく料理をしました。その後,作った料理を食べながら,それぞれの農業経営や仕事内容について情報交換をしました。参加者の中には,これから新規参入で農業を始める女性農業者もおり,「大変なこともあるけど,頑張って!」と応援する声がありました。

大変にぎやかで,女性農業者のパワーを感じる交流会となりました。今後も,普及センターでは,若手女性農業者の支援を続けていきます。

料理講習会のようす出来上がった料理

農産加工入門講座で直売所等視察研修を開催しました

12月7日に農産加工入門講座を開催し,加工実践者及び志向者6名,関係機関5名が参加しました。今回の講座は,直売所等視察研修ということで,古河市の「道の駅まくらがの里こが」と「お茶の丸太園」を見学しました。

「道の駅まくらがの里こが」では,直売所での農産物や加工品の販売について説明を受けました。地元の生産者が,干し芋,漬物,ジャムなどの農産加工品を出荷しており,干し芋が一番人気とのことでした。その後,直売所を自由に見学しました。受講生からは,「野菜売り場が広々として消費者もうれしい」,「生産者の顔が商品のすぐ横にあるのがいい」といった声がありました。

次に,「お茶の丸太園」に移動し,お茶淹れ体験をしました。お茶を飲むときはお茶請けが欠かせないということで,自家製の栗きんとんをいただきながら,経営概要や観光農園の取り組みについてお話を伺いました。その後,築150年の古民家の土間を利用した販売所を見学しました。活気あふれる家族経営の事例を知ることができ,受講生の意欲向上につながる研修会となりました。

直売所の野菜コーナーお茶くみ体験の様子

平成30年度農業経営向上セミナーを開催しました

1月18日,笠間公民館において,農業経営向上セミナーを開催し,新規就農者や関係機関等30名が参加しました。

今回のセミナーでは,城里町地域おこし協力隊員を講師としてお招きし,狩猟活動やイノシシの活用法についてご講演いただきました。農業者におすすめの狩猟法として「わな猟」を提案していただき,会場から多くの質問が出ていました。

事例発表では,中央アグリクラブ員より,「GAPとICTによる農場のリスクマネジメント」というテーマで,プロジェクト活動に取り組んだ成果を発表していただきました。そして最後に,茨城県農業共済組合連合会から,収入保険制度について情報提供がありました。

セミナー後のアンケートから,「イノシシの生態をよく知り対策しようと思った。」「農場の整備に取り組む必要性を痛感した。」といった感想が寄せられ,参加者の意識改革につながったようでした。

セミナーの様子

このページに関するお問い合わせ

県央農林事務所笠間地域農業改良普及センター_

〒309-1611 茨城県笠間市笠間1531笠間合同庁舎内

電話番号:0296-72-0701

FAX番号:0296-72-2718

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