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更新日:2021年1月12日
12月18日(金)、令和2年度水戸地域農業学園第5回講座を開催しました。農業学園は、就農1~3年目の新規就農者を対象に、農作物栽培に関する知識・技術の習得と、新規就農者同士の仲間づくりを支援する目的で開催しています。今回は、農林水産研修所つくば館水戸ほ場において、農業機械の安全操作や日常点検の実習を行いました。
午前中は歩行型トラクターの安全確保についての実習でした。最初に、歩行型トラクターによる死亡事故は年間24件(H30年度)発生しており、うち11件は歩行型トラクターと建物等に挟まれる事故だという説明を受けました。続いて、管理機の安全装置(狭圧防止装置等)の体験や、安全な操作方法、日常点検の方法などを確認しました。
午後は刈払機の安全確保に関する実習で、目にチップが飛ぶ事故について説明を受けました。また、実習では日常点検や周囲の安全確保、状況に適した刈払機の種類の使い分け等を確認しました。
受講生からは、「管理機と刈払機を安全に使うポイントが良くわかりました。」「大小さまざまな機械を操作することができて良かった。」といった意見がありました。
農作業中の死亡事故は全国で毎年400件前後発生しており、過去40年間横ばいの状況です。本講座を通して新規就農者が農業機械の安全操作と日常点検を身につけ、農作業事故を未然に防いでほしいと思います。
県央農林事務所経営・普及部門では、今後も農業学園を通し、新規就農者の営農技術の習得・定着支援を行っていきます。
1月7日 県央農林事務所経営・普及部門 塚原 日向子(担い手)
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