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更新日:2020年9月28日

小美玉市ニラ若手生産者研究会が農福連携研修会を行いました

 小美玉市ニラ若手生産者研究会は,2018年に出荷組織を横断して組織された団体です。現在20名で勉強会やPR活動などを行っています。ニラは小美玉市で50年以上前から生産され,基幹作物の一つとなっていますが,生産者の高齢化が進んでおり,今後も産地を維持していくために若手生産者の活躍が期待されています。

 今年度は8月24日にチャレンジ普及活動事業を活用し,農福連携研修会を行いました。研修会では茨城県共同受発注センターや福祉作業所から講師を招き,農福連携の導入方法や実践のポイントについて学びました。また,既に農福連携を実施している先進生産者宅での現地研修を行いました。現地研修受け入れ生産者では,2017年から除草やビニール張りなどで農福連携に取り組んでいましたが,昨年末からはニラ調製用機械を導入して作業の細分化を図ることにより,障害者が調製作業の一部を担うことができるようになっています。参加した若手生産者からは,農福連携についてだけでなく,調製用機械についても積極的に質問する姿が見られました。

 ニラは収穫物の調製にかかる労働時間が全労働時間の75%以上にも上るといわれており,調製作業の労働力確保は産地にとっても重要な課題です。今回の研修会を通じて学んだことを自身の経営改善及び産地の発展に活かしていけるように,普及センターは今後も若手生産者の活動を支援していきます。

講義の様子

現地研修の様子

9月28日 県央農林事務所経営・普及部門  遠藤佳那子  (成長産業)

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