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更新日:2023年9月27日
県央農林事務所経営・普及部門では,就農後間もない担い手の定着を図るため,「農業学園」を開催しています。
平成30年6月21日(木曜日),水戸市農業技術センターにおいて,管内新規就農者12名参加のもと,開講式並びに第1回講座を開催しました。開講式では,部門長より「知識や技術の習得はもちろん,仲間作りも行って欲しい」との挨拶がありました。
前半の経営事例研修では,管内の新規就農者で取り組みの増えている多品目野菜の直売をメインにした農家を研修しました。講話では,「品種については,例えば大根であれば,普通の大根の他,煮物用,酢漬け用などバリエーションをつけている。」など,多品目直売ならではの経営上の工夫を学びました。また,「人とのつながりも大切にして,頑張ってください」,という激励もいただきました。学園生からは,予冷庫の使い方,1日のタイムスケジュールなど率直な質問が多数だされました。また,その後ほ場に移動し,トウモロコシの長期出荷技術などを実際に見学しました。
後半は,現在の自分の経営の問題点と課題について,3班に分かれて当部門の職員も交えて意見交換をしました。病害虫,農業機械の他,近くで農業を行っている同年代が少ないことなど様々な問題がだされました。学園生からは,「自分と同じ様な課題がある人たちがいることがわかり,一緒に頑張ろうという気持ちになった」と感想がだされました。
最後に,会場となった水戸市農業技術センターで,サツマイモやイチゴのウイルスフリー苗を生産する実験室や梅のジョイント栽培などを視察し,見識を広げることができました。
県央農林事務所経営・普及部門では,今後も農業学園を通し,新規就農者の営農技術の習得・定着支援を行っていきます。
6月27日 県央農林事務所経営・普及部門 大久保真葵 (強い経営体)
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