水戸地域女性農業士会が水戸農業高校生と交流会を開催

　1月30日(水)，水戸農業高校において，水戸地域女性農業士会の会員と水戸農業高校生との交流会を開催しました。当日は，水戸地域の女性農業士13名，水戸農業高校生22名が参加しました。学生は，非農家出身者が多く，農家の実際の生活や経営の理解が十分とは言えません。こうした中，交流会では，学生と女性農業士が一緒に，調理実習やグループ交流を行うことで，実際の生活や経営について，理解を深めることにより，職業として「農業」を選択してもらえればと考えて行いました。
　初めに，女性農業士が栽培した農産物を使った調理実習を行いました。「鶏牛蒡ごはん」，「ニラを使用したチヂミ」，「いもすいとん」です。
　続いて，料理を食べながら，「水戸地域の農業」，「女性農業士の活動」について，女性農業士から説明を行いました。全体交流会終了後，「施設野菜」，「露地野菜」，「畜産（酪農），普通作」の3グループに分かれて，情報交換を行いました。グループ交流会では，参加する学生を対象に，事前に取ったアンケートから，農家に聞きたいこと（収入，やりがい，作業スケジュール等）を中心に情報交換を行いました。
　参加した学生からは，「農家さんの話を直接聞けるので，とても良かった。」，「来年もこの交流会を機会があったら開いてほしいです。」等前向きな意見が多かったです。「農業」を職業として身近に感じられるこのような活動を継続していきたいと考えています。

2月6日　県央農林事務所経営・普及部門　加藤 史歩（担い手）