ホーム > 茨城県の各部局の業務案内 > 農林水産部 > 出先機関 > 県央農林事務所 > 県央農林事務所 > 経営・普及部門(水戸地域農業改良普及センター) > リアルタイム現地情報 > 農作業サポーターを対象としたナシ収穫祭を開催しました
ここから本文です。
更新日:2023年9月27日
8月10日,小美玉市の梨園において,本年度の摘果を手伝っていただいた農作業サポーターを対象に,ナシ収穫祭を行い,ナシ「幸水」の収穫体験とバーベキューを通して,農家とサポーター間の交流が図られました。
会場となった梨園は,新規参入者が第三者継承により栽培を行っており,人手不足による作業の遅れを改善するために昨年度から農作業サポーター制度の導入を開始しました。サポーターは,農家の摘果作業をお手伝いする代わりに,謝礼として,ナシの収穫を体験し,一定量のナシを持ち帰ることができます。本年度は12名のサポーターが169時間分もの摘果作業を手伝いました。当制度により,本年度は適期作業が可能になり,例年になく大玉果実を生産することができました。
今回参加したサポーターからは「自分が摘果した梨が大きくなって感動した」,「摘果よりも収穫の方が難しいことを初めて知った」,「また来年も参加したい」などの声がありました。
新規参入者は,当制度を導入したことで,「サポーターが毎日のように来てくれるので,作業が捗るようになった。」と言っており,農家自身のやる気にもつながっています。
当市のサポーター制度は,6~8月のブルーベリー収穫においても大変貢献しました。その他9~10月の栗収穫や,冬の剪定作業を手伝います。サポーター制度の活躍の場が広がればさらなる市の果樹産地維持発展への貢献が期待されます。
普及センターでは,今後もサポーター制度の運営支援や宣伝をおこない,小美玉市の農業振興を図っていきます。
8月14日 県央農林事務所経営・普及部門 栗原杏 (強い経営体)
このページに関するお問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください