「家族で大豆を育てようinなめがた」で秋の味覚を収穫！

行方市と大塚製薬株式会社は「食と農と健康に係る包括的連携協定」を締結しています。その一環として、9月23日に行方市農業振興センターで、「家族で大豆を育てようinなめがた」が開催され、6月9日の苗植え体験で定植した枝豆、サツマイモの収穫体験とそれらを使ったお菓子作り体験が行われました。
当日は風が強かったものの好天に恵まれ,27組89名の家族が参加しました。室内で大塚製薬株式会社から秋冬の体調管理について,普及センターおよび行方市農業振興センターから大豆、サツマイモの生育状況についての説明をした後、畑に出て、枝豆・大豆の収穫とサツマイモ掘りを行いました。梅雨時の低日照や台風15号（9月6日）の影響から生育が心配されましたが、株は小さいながらも実の詰まった枝豆が付いていて無事収穫できました。サツマイモ掘りでは今年はツルを切るところから始め,サツマイモのツルの長さを観察してもらいました。子どもたちは皆夢中になって掘り、あっという間に作業が終わってしまいました。畑で汗をかいた後は、行方市で採れたミズナ、わさび菜,キュウリ、トマト,パクチー,エシャレットのサラダバーとお弁当が振る舞われました。
午後はサツマイモを使ったレーズン入りスイートポテトを作る企画が行われました。スイートポテトを仕込んで焼いている間には栄養士の方から野菜についてのクイズを交えた講義を受けました。楽しく学んだあとは焼きあがったスイートポテトを試食し、子どもたちの「おいしい」という声と笑顔が見られました。
普及センターでは今後もこのような食に関する事業等を通じて、地域の食育を支援していきます。
（農業の成長産業化）