「令和2年度　行方地域いばらキッス栽培技術検討会」を開催しました

　6月30日（火曜日）に茨城県農業総合センター園芸研究所にて,行方地域いばらキッス栽培技術検討会を開催し,いばらキッス生産者5名が参加しました。

　検討会では,まず園芸研究所のイチゴ育苗ハウスで,いばらキッスの育苗状況を見学しました。そこでは,野菜研究室の本間主任から,育苗のポイントについて説明がありました。その後,園芸研究所の大研修室で,農業総合センター石井専門技術指導員から,昨年度末に改訂された栽培マニュアルについて説明があり,いばらキッスの適正な栽培管理について研修しました。最後に,普及センターから,現地実証試験の結果について情報提供しました。
　生産者からは,いばらキッスの育苗培土の選び方,潅水方法など質問があり,その他,茨城県における新品種の育成状況や,定植後のクラウン冷却などについて活発な意見交換が行われ,有意義な検討会となりました。
　普及センターでは,今後もいばらキッスの栽培支援を行い,イチゴ生産者の所得向上に努めてまいります。
（農業の成長産業化）