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更新日:2021年1月15日

農福連携に向け,農作業体験会を開催しました。

 令和2年12月9日(水曜日),潮来市の前島英治氏の作業場において,障害者就労支援B型事業所「絆Nexus」の利用者3名がネギの袋詰め作業を体験しました。
 前島氏はネギやアスパラガスを栽培していますが,規模拡大に伴い労働力不足が問題となっていました。
 数年前から障害者施設の利用者にネギの袋詰めなど作業の一部を任せ,自らは農作物のほ場管理や運搬等へ集中することができるようになりました。
 それでもなお,収穫作業のピーク時には労働力が不足するため,施設外就労の場を求める「絆Nexus」とマッチングを実施することになりました。
 前島氏は,農福連携の取り組みのポイントは「何ができるか」作業を探すのではなく,「どうしたらできるか」方法を探すことであると考えています。
 また,ネギ袋詰め作業について利用者が袋詰めしやすいよう補助具を自作しており,「利用者が使いやすい」ことは「健常者も使いやすい」ことであり,「作業性の向上」につながると考えています。

 普及センターでは,今後も農福連携活動を通じて,経営体の労働力不足解消を支援していきます。(農業の成長産業化)
hozyogutsukaikata
 障がい者へ袋詰め補助具の使い方を説明

hukurodume
 事前にネギの太さを揃え、袋詰めの方法を説明








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