令和3年度行方地域農業学園を開講しました！

  7月26日（月曜日）に令和3年度行方地域農業学園開講式および第1回講座「先進農家事例研修」を開催し、6名の農業学園生が参加しました。

　開講式では、普及センター長から、「地域農業の維持・発展のため、担い手を一人でも多く確保・定着するためには、若手農業者の育成が重要であり普及センターは皆さんの就農をサポートしていく。農業学園やいばらき農業アカデミーを活用して技術修得や仲間づくりに生かしてほしい。受講生の皆さんの今後の活躍に期待している。」という内容の挨拶がありました。

　第1回講座は、茨城県女性農業士会および茨城県女性農業士会行方支部（ポプリの会）の前会長を務められていた金田弥生氏のところに移動し、自身の経営や栽培の特徴、農業を始めた経緯などについてお話をいただきました。意見交換の中では、農福連携やカンショの加工についてなどが議論され、金田氏は、加工について「直接、お客様の反応が分かる点がおもしろい」と話されていました。また、金田氏の圃場見学も行い、当地で問題となっている鳥獣害対策についての意見交換が行われました。

　また、次回の講座は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響から、当面の間、開催は未定となっております。

　普及センターでは今年度も農業学園などを通して、担い手の資質向上を支援していきます。

7月28日　行方地域農業改良普及センター　藤田　捷太朗（担い手）　

　　　　　　　　　開講式の様子　　　　　　　　　　　　　　　　先進事例農家研修の様子