いばらきのおすすめ品種
03いばらきのおすすめ品種
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【べにまさり】
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茨城県内で一番栽培されているのはホクホクとした食感が特徴の「ベニアズマ」です。
近年、茨城県内で栽培面積が増えてきている、おすすめ品種は「べにまさり」です。
こちらはしっとりとした食感が特徴です。
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「べにまさり」は平成13年に九州沖縄農業研究センターが育成した品種です。
茨城県では平成15年に準奨励品種に認定して、栽培を普及してきました。
平成21年には148haが作付されています。 |
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【イモの見た目】
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「ベニアズマ」にくらべて「べにまさり」は少し丸みを帯びて、コロンとした印象です。 |

ベニアズマ(左),べにまさり(右) |
【蒸しイモの見た目】
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掘り取り直後(秋頃)にそれぞれのイモを蒸した断面です。
ホクホクとした食感の「ベニアズマ」は,デンプンが詰まっている様子がわかります。
しっとりとした食感の「べにまさり」は,デンプンが糖化して色が濃くなっています。 |
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ベニアズマ(左),べにまさり(右) |
【甘さの違い:糖組成】
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かんしょの甘さの元は,デンプンが加熱により酵素分解されて出来る麦芽糖です。
同じかんしょでも甘さには違いがあります。
「ベニアズマ」は麦芽糖に,さらにくせのない甘さのショ糖が含まれます。
「べにまさり」は麦芽糖,ショ糖にねっとりとした甘さの果糖,さわやかな甘さの
ブドウ糖が含まれています。
果糖は冷やすと甘さが増すので,焼き芋はもちろん,冷めても美味しくいただけます。 |
 
ベニアズマ(左),べにまさり(右) |
甘味度:ショ糖の甘さを100とすると,麦芽糖35,果糖100,
ブドウ糖55となります。
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べにまさりをお求めの際には…
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