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更新日:2016年4月1日

いばらきのおすすめ品種

03ばらきのおすすめ品種

【べにまさり】PRチラシ

茨城県内で一番栽培されているのはホクホクとした食感が特徴の「ベニアズマ」です。
近年、茨城県内で栽培面積が増えてきている、おすすめ品種は「べにまさり」です。
こちらはしっとりとした食感が特徴です。

「べにまさり」は平成13年に九州沖縄農業研究センターが育成した品種です。
茨城県では平成15年に準奨励品種に認定して、栽培を普及してきました。
平成21年には148haが作付されています。
 

【イモの見た目】

「ベニアズマ」にくらべて「べにまさり」は少し丸みを帯びて、コロンとした印象です。

ベニアズマ(左),べにまさり(右)

【蒸しイモの見た目】

掘り取り直後(秋頃)にそれぞれのイモを蒸した断面です。
ホクホクとした食感の「ベニアズマ」は,デンプンが詰まっている様子がわかります。
しっとりとした食感の「べにまさり」は,デンプンが糖化して色が濃くなっています。
 
 

ベニアズマ(左),べにまさり(右)

 

【甘さの違い:糖組成】

かんしょの甘さの元は,デンプンが加熱により酵素分解されて出来る麦芽糖です。
同じかんしょでも甘さには違いがあります。
「ベニアズマ」は麦芽糖に,さらにくせのない甘さのショ糖が含まれます。
「べにまさり」は麦芽糖,ショ糖にねっとりとした甘さの果糖,さわやかな甘さの
ブドウ糖が含まれています。
果糖は冷やすと甘さが増すので,焼き芋はもちろん,冷めても美味しくいただけます。

ベニアズマ(左),べにまさり(右)

甘味度:ショ糖の甘さを100とすると,麦芽糖35,果糖100,
ブドウ糖55となります。

 

べにまさりをお求めの際には…

 

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農林水産部産地振興課露地野菜

〒310-8555 茨城県水戸市笠原町978番6

電話番号:029-301-3950

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