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更新日:2016年8月18日

茨城農業改革:山間地帯特産指導所

-農業改革実現に向けた山間地帯特産指導所の取り組み-

中山間農業の現状及び課題と消費者ニーズを踏まえ、リンゴ、チャ等を中心とした特産物の品目や品種の選定及び栽培技術の開発に重点をおいて効率的な研究を進めます。

1.観光、直売を見据えたリンゴの高品質安定生産技術の開発

○気候温暖化に対応した品質の優れるリンゴ優良品種・系統の選定〈研究期間:平成26~30年度〉

リンゴ栽培地域では温暖な本県に向く、主要晩生品種の「ふじ」に繋げる新たな早生・中生品種の選定と「ふじ」優良系統の選定を進めます。

選定に当たっては、着色、日持ち、食味、蜜入りの良さに重点を置きます。

○リンゴ主要害虫の発生消長に基づいた減化学農薬防除体系の確立〈研究期間:平成26~30年度〉

現地で導入の進んでいる黄色灯の設置条件下で、防除技術がまだ確立されていない「カメムシ類」等を中心に、発生消長調査に基づく効果的な防除方法の検討と、減化学農薬削減技術体系の確立を進めます。

リンゴ現地検討会の様子選定したリンゴの優良品種

消費ニーズや環境に配慮した栽培技術の確立

○本県茶産地に適する品種の選定〈研究期間:平成23~27年度〉

県内での主要品種「やぶきた」を補完する耐寒性と高い品質を備えた本県に適する優良品種選定と品種特性に関する継続的な研究を進めます。

○エコ農業推進のためのチャに対する減化学肥料栽培技術の確立・実証〈研究期間:平成25~27年度〉

堆肥等有機物の組合せによる減化学肥料栽培を確立するとともに、環境負荷低減効果を検討します。

○北限産地におけるチャの樹勢管理と品質・付加価値向上技術の開発〈研究期間:平成25~29年度〉

経済的北限の本県において、寒害を防ぎながら品質・収量を高める更新作業(深刈り・中切り)などの樹勢管理技術および更新作業後の茶の品質特性を活かした付加価値の高い製茶条件を明らかにします。

チャ畑の様子チャの中切りの様子

関係機関との連携による生産現場に直結した研究

○コンニャクにおける優良系統の選定と省力・低コスト栽培体系の確立〈研究期間:平成26~29年〉

新しく育成された耐病性系統の本県適応性を検討するとともに、低コスト生産体系の越冬栽培の適正施肥量等を検討います。

○ベニバナインゲン「常陸大黒」の安定生産技術の確立〈研究期間:単年度更新〉

中山間地域の特産物である「常陸大黒」の収量安定生産技術について検討します。

コンニャク畑の様子ベニバナインゲン「常陸大黒」の種子


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〒319-3361
茨城県久慈郡大子町頃藤6690-1
電話:0295-74-0821

FAX番号:0295-74-0769
メール:t-sankan@agri.pref.ibaraki.jp

 

このページに関するお問い合わせ

農林水産部農業総合センター山間地帯特産指導所 

〒319-3361 茨城県久慈郡大子町頃藤6690-1

電話番号:0295-74-0821

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