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更新日:2016年8月18日

H24主要課題:山間地帯特産指導所

第1回主要課題現地検討会(ブルーベリー)を開催しました(2012年7月25日)

平成24年7月25日水曜日に山間地帯特産指導所において、ブルーベリーの大粒果実生産と品種別加工特性をテーマに第1回主要課題現地検討会を、生産者、JA、市町、県関係機関担当者47名の参加により開催しました。
担当の下河邉技師が、大粒果実を生産するための冬季のせん定方法について、室内と試験ほ場で説明を行い検討しました。また、農産加工指導センター水府分室の協力のもと、当所で研修している県立農大研究科の学生の研究テーマでもある品種別ジャムの試食を行いました。
さらに、農産加工指導センター水府分室の池羽室長が、冷凍、ジャム、ドライ等の加工方法、品種別の加工特性について説明を行いました。
最後に、忍垂専門技術指導員の進行による室内検討では、有望な品種、せん定方法、加工方法、販売方法等について、情報交換しました。現地検討会に参加した17名の生産者や生産団体事務局担当者等から、品種、せん定方法や加工方法等について情報提供や質問があり、生産者と研究所員の活発な意見交換が行われました。
今後とも、生産者・関係機関と連携しながら、今回の現地検討会で検討された内容を試験研究に取り入れながら、生産現場に直結した試験研究を進めて参ります。
室内検討の様子ほ場検討の様子


ジャム等試食の様子総合討議の様子

第2回主要課題現地検討会(コンニャク)を開催しました(2012年8月30日)

平成24年8月30日木曜日に山間地帯特産指導所において、「コンニャクの根腐病対策と省力・低コスト栽培について」をテーマに第2回主要課題現地検討会を、生産者、加工業者、JA、町、県関係機関担当者37名の参加により開催しました。
担当の石井副所長が、耐病性系統の現地適応性検定試験や低コスト越冬栽培、冬季緑肥輪作による防除、局所施肥による減肥栽培について室内で説明を行った後、実際に試験しているほ場で説明を行い検討しました。
最後に、泉澤首席専門技術指導員の進行による室内検討で、新系統、越冬栽培、緑肥輪作、施肥等について、情報交換しました。現地検討会に参加した21名の生産者や加工業者から、本年の病害発病要因、今後の新品種導入、越冬栽培での問題点、緑肥の播種時期や問題点、土壌処理剤の今後の登録状況等について情報提供や質問があり、生産者、加工業者と研究所員の活発な意見交換が行われました。
今後とも、生産者・関係機関と連携しながら、今回の現地検討会で検討された内容を試験研究に活かし、生産・加工現場に直結した試験研究を進めて参ります。
室内検討の様子生産者からの質問の様子

ほ場検討の様子総合討議の様子

第3回主要課題現地検討会(チャ)を開催しました(2012年9月28日)

平成24年9月28日金曜日に山間地帯特産指導所において、「チャにおけるエコ農業茨城の推進に向けて」をテーマに第3回主要課題現地検討会を、生産者、JA、市町、県関係機関担当者28名の参加により開催しました。
担当の長田主任が、BT剤による生物的防除法・黄色灯による物理的防除法・一番茶後の浅刈りによる耕種的防除法を用いた化学農薬削減技術、樹幹下点滴施肥・有機率を高めた施肥体系による化学肥料削減技術について、コスト計算も交えながら室内と試験ほ場で説明を行い検討しました。
また、病害虫防除所の冨田課長が、チャの新害虫で本年度本県発生初確認のチャトゲコナジラミの生態と防除について説明を行いました。
最後に、泉澤首席専門技術指導員の進行による室内検討で、化学農薬及び化学肥料削減技術、チャトゲコナジラミの防除対策等について、情報交換しました。現地検討会に参加した12名の生産者・JA・市町担当者から、特に新害虫のチャトゲコナジラミの防除対策について質問が寄せられました。
今後とも、生産者・関係機関と連携しながら、今回の現地検討会で検討された内容を試験研究に活かし、生産現場に直結した試験研究を進めて参ります。

室内検討の様子ほ場検討の様子


新害虫情報提供の様子総合討議の様子

第4回主要課題現地検討会(リンゴ)を開催しました(2012年10月23日)

平成24年10月23日火曜日に山間地帯特産指導所において、「リンゴの優良品種・系統の選定および化学農薬削減技術の確立」をテーマに第4回主要課題現地検討会を、生産者、JA、市町、県関係機関担当者51名の参加により開催しました。
担当の栗田主任が産休に入ったため、石井副所長が、茨城の温暖な気候でも食味・着色・日持ちが良いリンゴ有望品種、ふじの有望な着色系統、BT剤・交信撹乱剤・黄色灯を用いた化学農薬削減技術について、室内と試験ほ場で説明を行い検討しました。また、今後の有望品種について試食アンケートを行い、その中で赤色品種では「秋星」「あいかの香り」等、黄色品種では「はるか」「星の金貨」等の評価が比較的高くなりました。
最後に、忍垂専門技術指導員の進行による室内検討で、有望品種、化学農薬削減技術、難防除害虫の防除対策等について、情報交換を行いました。参加した19名の生産者・JA担当者からは、消費者にも生産者にも好まれる品種選定、高齢者に向く栽培法、黄色灯、鳥害対策について意見・質問が寄せられました。
今後とも、生産者・関係機関と連携しながら、今回の現地検討会で検討された内容を試験研究に活かし、生産現場に直結した試験研究を進めて参ります。

室内検討の様子ほ場検討の様子


有望品種等の試食アンケートの様子総合討議の様子

平成24年度公開セミナー(コンニャク)を開催しました(2012年12月20日)

平成24年12月20日木曜日に山間地帯特産指導所において、「生芋からのこんにゃく作り」をテーマにした公開セミナーを開催しました。こんにゃく作りを通じて、茨城県の由緒あるこんにゃく栽培、山間地帯特産指導所の業務などについて知ってもらうことを目的に、大子町、常陸大宮市、常陸太田市の市町報による一般公募を行ったところ、35名の参加者が集まりました。
飯田所長が山間地帯特産指導所の業務についてパンフレットなどを用いて説明した後、加工の講師の農産加工指導センター水府分室の渡部技術指導員が、こんにゃく作りに必要な希釈倍数や水量、炭酸ソーダの量の計算方法について説明した後、生芋からのこんにゃく作りの実演を行いました。
その後、参加者は3班に分かれ、生芋からのこんにゃく加工を行いました。途中ねかせる時間を利用して、石井副所長が、茨城県でのこんにゃく栽培の歴史やこんにゃく芋の栽培方法などについて説明し、実用技術開発事業で現地適応性検定試験を行っている耐病性の新系統について試食アンケートを行いました。
参加者からは、炭酸ソーダを入れたときの練り方、こんにゃくの種芋の購入、土壌くん蒸しない場合の栽培方法など、多数質問が寄せられ、関心の高さが伺えました。

こんにゃく加工実演の様子山間地帯特産指導所業務説明の様子

 

参加者による加工実習の様子こんにゃく栽培の説明の様子

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〒319-3361
茨城県久慈郡大子町頃藤6690-1
電話:0295-74-0821

FAX番号:0295-74-0769
メール:t-sankan@agri.pref.ibaraki.jp

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