ホーム > 茨城で暮らす > 原子力・放射線の基礎知識 > 2-3 原子力発電の仕組みについて知る
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原子力発電は,ウラン235を燃料にして人工的に臨界状態をつくり出し,発生する熱エネルギーを電気に変える仕組みで発電しています。熱で作った蒸気でタービンを回すという点では基本的には火力発電と同じ仕組みです。
火力発電はボイラーの中で石油や天然ガスなどを燃やし,その熱でつくった蒸気でタービンを回して発電します。一方,原子力発電は,石油などを燃やすボイラーの代わりに原子炉(※4)の中で,核分裂が生み出す熱エネルギーを利用して蒸気をつくり,タービンを回して発電します。
4,世界の原子炉の約80%を占めているのは軽水炉である。軽水炉には,気を発生させる仕組みの違いにより,沸騰水型(BWR)と加圧水型(PWR)の2種類があります。
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