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4 原子力の安全と防災

4-4 茨城県では普段、どんな体制で放射線を監視しているの?

原子力施設周辺環境の放射線監視は,茨城県東海地区環境放射線監視委員会が策定した「茨城県環境放射線監視計画」に基づき,県(環境放射線監視センター)が実施しています。

  【主な測定・監視活動】

  • 県内各地に放射線測定局78ヵ所(県設置68ヵ所,事業所設置10ヵ所)を置き,空間放射線量率を24時間測る。
  • 測った結果を県内19の表示局やインターネットでいつでも表示する。
  • 雨水,空気中のちり,土,野菜,牛乳,海水,魚などの「環境試料」を採取し,分析する。
  • 原子力施設から出る排気・排水中の放射能を測る。
  • 高所(地上80m~140m)の気象を測る。
  • モニタリングカーを使い,県内各地の放射線を測る。
  • 県内で積算線量(※7)を測る。
  • 県環境放射線監視センターで監視・測定・分析する。

※7 ある一定期間の放射線の量の合計。

茨城県東海地区環境放射線監視委員会の詳細については,                                             茨城県原子力安全対策課ホームページの「環境放射線監視計画」をご覧ください。

 

放射線監視体制の詳細については,                                               茨城県原子力安全対策課が発行している2016年度版原子力ハンドブックP34,原子力とエネルギーブック高校生版P41~P43,中学生版P33~P35,小学生版P34~P35をご覧ください。

(なお,これらの冊子は,原子力に関する基礎的な情報を解説したものです。過去の冊子については国立国会図書館,茨城県立図書館などに所蔵されています。)

 

放射線監視結果の詳細については,                                              茨城県放射線テレメータ・インターネット表示局ページ(外部サイトへリンク)をご覧ください。

 

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