ホーム > 茨城を創る > 商工業 > コンテンツ産業 > いばらきeスポーツ産業創造プロジェクト > スポーツ科学とICTの融合により"eスポーツ科学"を推進する産学官連携協定
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更新日:2021年1月15日
●国立大学法人 筑波大学(以下、筑波大学)、茨城県、株式会社NTTe-Sports(以下、NTTe-Sports)、東日本電信電話株式会社 茨城支店(以下、NTT東日本)、は、スポーツ科学とICTの融合による eスポーツの健全な発展と普及に資する研究開発や実証実験を行うことを目的に産学官の連携協定を締結しました。 |
eスポーツは2018年以降、その遊戯性のみならず、バリアフリー性や教育的効果に期待を集め、市場規模、プレイヤー数、視聴者数等が大きく伸長しています。その一方、トッププレイヤーの日々のトレーニング環境が過酷化するケースや、ゲームに熱中しすぎるあまり日常生活に支障が出てしまう「ゲーム障害」が新たな病気として国際疾病分類に加えられたことなどから、eスポーツの科学的研究に対する期待が高まっています。
そのため、日本最古のスポーツ科学拠点であり、スポーツの健全な発展とその価値の最大化をめざす筑波大学、2019年の「いきいき茨城ゆめ国体」における文化プログラムにて史上初のeスポーツ大会を開催し、現在も積極的にeスポーツの普及・振興を推進する茨城県、地域活性化や施設・教育事業等を推進するNTTe-Sports、地域密着でICTを活用したデジタル化を推進するNTT東日本は、4者の強みを結集し、スポーツ科学とICTの融合によりeスポーツの健全な発展と普及をめざす研究開発や実証実験等を行うことを目的に、連携協定を締結しました。
すでにフィジカルスポーツにおいて研究が進んでいる、脳科学、生理学、栄養学、睡眠学、哲学などの研究分野の手法を駆使し、eスポーツに対して以下のテーマに取り組みます。
なお、本プロジェクトを推進するために筑波大学スポーツイノベーション開発研究センター(SIRC)において、eスポーツの価値をスポーツ科学で探求する“eスポーツ科学”プロジェクトチームを設置いたしました。
<主な研究テーマ>
(1)eスポーツはフィジカルスポーツが心身にもたらす
有益な効果をどこまで再現できるか?
(2)eスポーツとフィジカルスポーツは互いに好影響を及ぼすか?
(3)eスポーツのハイパフォーマンスを引き出す
栄養・休養戦略は何か?
(4)eスポーツのプレーや観戦は一体感やチームワーク醸成、 eスポーツの価値をスポーツ科学で探求
コミュニティ促進に有効か?
(5)eスポーツの普及を促進するイメージ、ブランド戦略とは?
(1)eスポーツを活用したインクルーシブで活力ある健康長寿社会を実現
(2)eスポ―ツプレイヤーのパフォーマンス向上と健康・競技寿命増進を両立
(3)eスポーツによる茨城県の振興と日本全国への発信・普及
(4)上記の研究開発の成果を通じ、eスポーツとフィジカルスポーツのWin-Win関係の構築
研究開発や実証実験の開始にあたり、本取組にご賛同いただける企業様、団体様(機器メーカー、食品メーカー、パブリッシャー、プロチーム等)を募集いたします。詳しくは下記の連絡先までお問い合わせください。
ローカル5G等の最新ICTの活用や、先進的な技術を持つアライアンスパートナーとの協業を通し、新たなeスポーツシーンを創造してまいります。プレイヤーやファンのニーズや要望を踏まえて、今後も取り組みの拡大を図ってまいります。
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