ホーム > 茨城で暮らす > 防災 > 防災・危機管理情報 > 新型コロナウイルス感染症(COVID-19) > 知事記者会見発表内容(令和4年分) > 20210517知事記者会見発表内容
ここから本文です。
更新日:2021年5月17日
本日は、感染拡大市町村の追加の発表をさせていただきます。
追加は10市町村、延長は7市町、解除は2市ということになります。土浦市、下妻市、笠間市、牛久市、筑西市、かすみがうら市、鉾田市、小美玉市、東海村、阿見町、期間は5月20日から6月2日までということになります。延長は、水戸市、古河市、結城市、茨城町、大洗町、八千代町、利根町、これは5月26日まで延長をさせていただきます。龍ケ崎市とつくば市については、指標を下回りましたので、解除をいたします。常陸太田市、取手市、境町については、引き続き、26日までの継続ということになります。
これによりまして、5月20日以降は、合計20の市町村が県内で感染拡大市町村として指定されることになります。
市町村での感染拡大が止まらない状況が続いております。20代を中心に、20代、30代、40代という若い方々の感染が広がっております。変異株も、ほぼ5割、半分の方が変異株に感染しているという状況になりつつあります。我々としても大変警戒を強めているところでございます。
茨城版コロナNextの指標でございますが、4月18日から5月16日までの推移を見ていただきますと、病床稼働数でありますとか感染者数が伸びてきているということがおわかりになるかと思います。それから、国の分科会が定めている指標ですが、全部で6つほどある指標のうち、実は5つがStageⅢを超える状況になっております。全国的に見ても、茨城県は感染が深刻な状況の地域になりつつあると考えております。
県内の感染状況でございますが、現在、1日当たり平均64名というところまで上昇してまいりました。これは4月の上旬の水準に戻ってしまったということでございます。
県内の病床稼働数も顕著に上昇傾向が定着してしまっているということでございますので、改善の兆しがなかなか見えていないということでございます。
これによりまして、感染拡大市町村の追加によって、全部で20の市町村に対して、不要不急の外出の自粛、それから、全ての飲食店で営業時間短縮、それから、会食をする場合の人数制限、出勤者のテレワークなどによる削減、大規模イベントの開催制限についての要請をさせていただきます。
営業時間短縮要請を新たに追加する、あるいは延長するところについての申請受け付けは、5月20日より開始をいたします。金額は、以上のとおりでございます。
こういう状況を受けまして、今度で三度目となりますが、再び、国に対して、まん延防止等重点措置の要請をいたしました。政府においては、是非、早め早めの対策のためにつくられたこの制度の適用を茨城県にもお願いしたいと思いますし、後手後手にならない、先手先手で早めの対応をすることが、この感染症対策、特に、変異株が半分を超えてきてしまっている状況であればなおさらでございますので、是非、ご理解とご支援を政府に対してはお願いしたいと思っております。
高校の部活動、あるいは大学の部活動でクラスターが発生していることを踏まえまして、新たに追加で部活動に対しての制限をお願いすることにいたしました。
感染状況を踏まえて、県外との練習試合は基本的に自粛していただきたいと思います。関東大会などを控えているところでございますが、県外の学校との練習試合は自粛をお願いいたします。
それから、県内の感染拡大市町村に所在している学校との練習試合も、できれば自粛していただきたい。慎重に判断していただきたいということでございます。
練習試合が複数の学校、例えば、4校、5校と集まって集団で感染している例があります。練習試合をどうしても行うということであっても、自校を含めて、相手方と2校だけで行うような対応をお願いしたいと思います。
練習試合に参加する児童生徒は、2週間前から毎日の健康観察を徹底していただきたい。これは、県立高校のみならず、私立、あるいは大学においても同様の取り扱いを要請させていただきます。これが追加の要請でございます。
引き続き、県民の皆様には、新しい生活様式で、もう今や常識になっていますが、改めて徹底をお願いしたいと思います。
「いばらきアマビエちゃん」の利用登録も含めて徹底をしていただきたい。「マスクなし」の機会を減らすということも徹底していただきたいと思います。
特に、陽性者の中の半分近くが変異株になってきているという状況を踏まえて、特に、若い世代がこれまでの従来株に比べて増えてきている。若い方々、自分たちは安心だと思ってしまうと、これは間違いでございますので、是非、厳重な注意を、20代、30代、40代の方にもお願いしたいと思います。
県の指標です。4つの項目のうち3つがStage3になっております。全体としてもStage3を現在は維持しておりますが、状況次第でStage4に近付くことを、我々としては、変異株などの拡大で非常に恐れているわけでございますので、国のまん延防止等重点措置などの適用をお願いしつつ、しっかりとした対策を引き続きとっていきたいと思っております。
私の方からは、以上です。
このページに関するお問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください