里山は文化遺産と言える場所である。一旦その価値が失われたかのように考えられたが、生物多様性を維持する場所、環境教育の実践の場、そして歴史・文化を継承する場所として、その価値が捉えられるようになってきた。宍塚の特性である「生物多様性」を維持すること、環境を学ぶ場として里山を保全。その活動は地元・企業・大学・行政・地域の団体等、多様な主体のプラットホームによって維持する一方、地元の利益につながる里山のモデル作りを目的としている。
100ヘクタールの里山を未来に伝えるために多岐にわたる活動を行っている。
保全活動(森林・竹林・湿地・草原・池・小川)
各種観察会(土曜観察会(毎週)、テーマ観察会(毎月)・野鳥の会合同観察会
環境教育(幼児、小・中、高、大学、専門学校を対象とした教育、大学・高校
・中学校サークル活動支援・調査活動支援
調査活動(環境省モニタリングサイト1000コアサイトとしての調査・会独自自然環境調査・聞き取りによる地元の歴史文化の聞き取り
・広報(会報月刊12p発行、子ども向け案内年16000枚×11回発行
土浦市宍塚の里山及びその周辺農地
保全活動:月3回のほか常時土日日誌
観察会:年80回以上
環境教育:年40回以上
調査活動(年):モニタリング調査30回、池の調査100以上、その他の独自調査・その他生物相調査20回
会報12回、子供向け案内11回、イベント案内3回HP更新常時
活動内容が幅広く,社会的な貢献度が高いことが評価されています。
2004年 読売新聞社主催・環境省共催「日本の里地・里山30活動コンテスト」に選ばれました。
2005年 農水省主催 「田園自然再生コンクール」朝日新聞社賞受賞
2005年 社団法人 日本水環境学「水環境文化賞」受賞
一度,気持ちの良い空間「宍塚の里山」にぜひお越し下さい。大勢がこの場所を大切に感じることが保全への第1歩です。無駄を省くことを「待ったなし」に求められている「行政改革」そのキーワードの一つは市民活動とのコラボレーションです。
<企業関係者へのメッセージ>
市民活動は、他分野にわたる専門性が求められています。定年後も見据えて、企業の人材を派遣していただくことが大いなる社会貢献です。
代表者 | 及川 ひろみ | 設立 | H1.9 | 会員数 | 個人410名 賛助会員6名(団体含む) |
計測時 | 2019.3現在 | 連絡先氏名 | 高野 哲夫 | 連絡先住所 | つくば市上ノ室292-5 | TEL | 029-857-1555 | FAX | sisitsuka@muf.biglobe.ne.jp | URL | https://www.kasumigaura.net/ooike/ | 年間活動額(予算) | 8,200千円 | 会費 | 正会員1,500円/年 普通会員2,000円/年 賛助会員10,000円/年 |
備考 | <学校関係者へのメッセージ> 自然の中の子供たちは、生き生きのびのび。笑顔があふれます。毎年参加の学校が増えています。危険を学ぶことも大切な環境教育。 |
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