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更新日:2023年9月8日

常陸那珂港区港湾施設の現況

 常陸那珂港区は北ふ頭、中央ふ頭、南ふ頭の各地区で構成され、北ふ頭地区から段階的に整備を進め、供用及び利用促進を図っています。
 北ふ頭地区は平成12年までに内貿、外貿バースが供用開始となり、現在は主に中央ふ頭地区の拡張を進めており、令和5年2月には新たに水深12m岸壁が30m供用しております。
 さらに、荷役や入出港の船舶の安全性等サービス水準の向上を図るため、東防波堤を整備しています。

 

常陸那珂空撮

 

【中央ふ頭地区の整備】

 D岸壁背後地埋立状況(R5年2月)

D岸壁背後地埋立

港湾関連用地造成状況(R5年1月)

港湾関連用地造成

 

係留施設(令和4年12月現在)

施設名 バース数*1 延長(m) 対象船舶型
*2
主な利用船舶 備考
北ふ頭地区 外貿 岸壁(-14m) 1 290 50,000D/W級 コンテナ船  
岸壁(-12m) 1 230 30,000D/W級 RORO船
岸壁(-10m) 1 170 10,000D/W級 RORO船、一般貨物船  
内貿 岸壁(-7.5m) 3 390 5,000D/W級 RORO船、一般貨物船  
岸壁(-5.5m) 5 500 2,000D/W級 一般貨物船  
専用 岸壁(-18m) 1 385 130,000D/W級 石炭 JERA専用
専用 岸壁(-11m) 1 360 14,500D/W級 化学工業品 JERA専用
中央ふ頭地区 外貿 岸壁 (-12m) 1 300 30,000D/W級 RORO船 平成28年4月供用
外貿 岸壁(-12m) 1 300 30,000D/W級 RORO船 令和5年2月供用(30m)
内貿 岸壁 (-9m) 1 250 6,500D/W級 RORO船、一般貨物船 平成21年8月供用
岸壁 (-7.5m) 1 130 5,000D/W級 一般貨物船・緊急物資用 H18.3完成
南ふ頭地区 外貿 岸壁(-7.5m) 1 260 5,000D/W級 一般貨物船  
内貿 岸壁(-5.5m) 2 360 2,000D/W級 一般貨物船,作業船  
    19        
  • 注1-1バース:対象船舶が安全に着岸できる標準的な延長を持った岸壁の単位
  • 注2-D/W:DeadweightTonnage満載喫水から軽荷生喫水を差し引いた排水トン

外郭施設

施設名 計画延長(m) 整備済延長(m) 備考
東防波堤 6,000 5,710 令和4年4月現在の整備延長
北防波堤 500 500 完成
中央防波堤 330 310 令和4年4月現在の整備延長

 

北埠頭コンテナターミナル施設

荷役機械

施設名 能力 基数 主な貨物 備考
ガントリークレーン*3

吊上荷重55.6トン

(定格荷重 スプレッダ下 40.6トン)

(定格荷重 フック付吊ビーム下 50.0トン)

アウトリーチ48.5m(オーバーパナマックス型船)

最大取扱40個/hr

2 

コンテナ*5 北ふ頭外貿
トランスファークレーン*4

吊上荷重52.0トン

(定格荷重40.6トン)

3 コンテナ 北ふ頭外貿
  • 注3-ガントリークレーン:船からの荷揚げ、積込に使うクレーン
  • 注4-トランスファークレーン:コンテナヤードからトラックに積込専用クレーン
  • 注5-コンテナ:40F:8x8x40FT、20F:8x8x20FT
    ISO基準の世界的に統一された輸送箱
    最近は8x9.6x40FT背高、8×8×45FTコンテナもある

荷役機械写真

コンテナターミナルの運営

荷役状況写真

 

施設名 能力
ターミナル面積 約18ha
荷役方式 トランスファークレーン方式
主要施設

ゲートハウス:IN4,OUT4
・メンテナンスショップ
・洗浄

雨天検査場、検査ヤード
・バンプール、給油場、修理場

管理運営 一体的管理(PFI事業)
株式会社茨城ポートオーソリティ
ターミナル荷役
常陸那珂コンテナターミナル株式会社

 

公共上屋・FAZ倉庫

県営1号上屋

県営1号上屋写真

県営1号上屋の概要
荷姿 バラ貨物等
総床面積 2679.76平方メートル
完成年度 平成10年度
管理者 茨城県
運営 株式会社茨城ポートオーソリティ

FAZ倉庫

FAZ倉庫写真

 茨城県地域輸入促進計画に対する国の同意(平成12年8月16日)を受け、茨城県は常陸那珂港区とその周辺地域を輸入促進計画(FAZ)としました。
 なお、FAZ関連法は平成18年5月に廃止されました。

輸入促進地域(FAZ)

ひたちなか、東海村の2市村

基本方針

  • 第三セクターによる輸入促進基盤施設の整備や特定集積地区の設定による輸入関連事業者の集積により、輸入促進、地域振興を図ります。
  • 国際コンテナ航路の開設や北関東自動車道の整備等により、北関東地域を中心としたエリアの新たな国際物流拠点を目指します。

輸入促進基盤施設の整備

「ひたちなかFAZ物流サイト」(平成12年12月供用開始)輸入促進地域(FAZ)の中核施設として、従来の物流ターミナル施設の基本である荷捌き・保管施設に加え、流通加工施設、情報化オフィス、さらには会議室等の共同利用施設を備えた高度な物流拠点施設として整備しました

 

FAZ倉庫の概要
所在地 茨城県那珂郡東海村照沼渚768-27
(常陸那珂港区北ふ頭内貿地区)
構造 鉄骨棟 平屋建
倉庫棟 7,440平方メートル
庇(下屋) 4,070平方メートル
(幅18.0m、内プラットホーム幅7.0m)
事務所棟 490平方メートル
(オフィス、大会議室、シャワー室等)
設置者 株式会社茨城ポートオーソリティ
「旧株式会社ひたちなか都市開発」
設備 トッグレベラー 14基
リフター 1基
スロープ 2カ所
オーバースライダー・・ 14カ所
(8.5m(W)×6.0m(H)
管理者 株式会社茨城ポートオーソリティ

 

現在進めている主な工事(災害復旧工事を除く)

  工事名 事業者名
1 東防波堤整備工事 国土交通省
2 中央ふ頭地区国際物流ターミナル整備工事 国土交通省・茨城県
3 中央ふ頭地区埋立工事 茨城県

 

このページに関するお問い合わせ

土木部茨城港湾事務所港営課

〒319-1113 茨城県那珂郡東海村照沼768-47

電話番号:029-265-1260

FAX番号:029-265-7801

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