平成30年 総務企画委員会 調査結果

 平成30年の総務企画委員会(石井邦一委員長)の重点審査テーマは「『日本一幸せな県』の実現に向けた新たな挑戦」です。
 本委員会では,この審査テーマに対して県が取り組むべき施策について検討するとともに,その他所管事項についての調査等も行ってまいります。

 以下,調査の概要につきまして,ご報告いたします。
 (写真をクリックすると拡大します。)

【平成30年10月10日(水曜日)】

<下妻市観光交流センター さん歩の駅サン・SUNさぬま(下妻市)>

 さん歩の駅サン・SUNさぬまは,中心市街地において,にぎわいと活力あるまちづくりを推進するために,観光交流センターを併設して整備された施設です。1階には観光物産販売所,2階にはカフェと観光情報案内所があり,砂沼広域公園内での散策の途中に気軽に立ち寄ることができます。
 施設概要や指定管理制度による管理運営状況等について説明を受けた後,施設の視察を行いました。

説明を受ける委員の様子 施設を視察する委員の様子

【平成30年8月22日(水曜日)】

<FMだいご(大子町)>

 コミュニティFMを活用した放送局であるFMだいごは,地域に密着した身近な情報や防災・災害情報を放送するほか,平成29年7月からは県の広報番組の放送(毎週1回)が開始されました。
 開局までの経緯や事業概要等について説明を受けた後,施設の視察を行いました。

説明を受ける委員の様子 施設を視察する委員の様子

<高萩市役所(新庁舎)>

 高萩市役所は,東日本大震災で被災した旧庁舎跡地に建設された,免震構造を持つ鉄筋コンクリート造4階建て庁舎で,平成29年9月に開庁しました。本庁舎1階には県の「いばらき木づかい環境整備事業費補助金」を活用した県産材による木製カウンターが設置され,利便性の向上とともに地域住民の交流の創出にも寄与しています。
 新庁舎の概要等について説明を受けた後,地下の免震構造等設備の視察を行いました。

説明を受ける委員の様子 地下の免震構造を視察する委員の様子

<株式会社JWAY(日立市)>

 日立市内全域をカバーするケーブルテレビ局を運営する株式会社JWAYは,日立市内の情報を中心に取り扱う「ひたちJチャンネル」などの番組放送に加え,行政からの防災情報をリアルタイムで携帯電話やパソコンのメールに配信するといった自主放送の独自サービスも行っています。
 会社の概要や業務内容等について説明を受けた後,施設等の視察を行いました。

説明を受ける委員の様子 施設等を視察する委員の様子

【県外調査(山口県,福岡県)平成30年7月11日(水曜日)~13日(金曜日)】

<長州出島(山口県下関市)>

 沖合人工島の長州出島は,国際コンテナ貨物の増大や船舶の大型化に対応するため,下関港(新港地区)に整備され,平成21年3月から一部供用が開始された国際物流拠点であるとともに,近年はクルーズ船の寄港によるインバウンド受入拠点としても活用されています。
 長州出島の概要や設立の経緯,物流及びクルーズ船受入実績などについて説明を受けたのち,多目的国際ターミナル施設の視察を行いました。

説明を受ける委員の様子 施設の視察をする委員の様子

<宇部市UBEビエンナーレ推進課>

 宇部市は,1961年に大規模な野外彫刻の公募展「UBEビエンナーレ」を市内で開催して以来,2年に1度のビエンナーレ方式により開催を続けるとともに,彫刻作品をUBEビエンナーレの会場となるときわ公園や市の主要な施設に設置するなど,アートによるまちづくりに取り組んでいます。
 UBEビエンナーレの概要,彫刻清掃等の維持管理及び市民参加の手法などについて説明を受けたのち,ときわ公園に設置された彫刻作品や公園内施設の視察を行いました。

説明を受ける委員の様子 作品や施設の視察をする委員の様子

<門司港レトロ地区(福岡県北九州市)>

 門司港は,明治から昭和初期にかけ大陸貿易の拠点になるなど近代日本を支えた港町ですが,平成7年に,文字港レトロ地区として生まれ変わり,旧門司税関などかつての趣を残す建造物が立ち並ぶ歴史を活かしたまちづくりに取り組んでいます。
 門司港レトロ地区の概要や設立の経緯について市職員から説明を受けた後,現地観光ボランティアとともに門司港レトロ地区内を視察しました。

説明を受ける委員の様子 視察を行う委員の様子

<女性の大活躍推進福岡会議(福岡県福岡市)>

 女性の大活躍推進福岡会議は,平成25年5月に発足した地域経済界主導による産官学一体の組織で,女性の活躍を推進することにより,企業や地域経済の活性化を図るとともに,男女ともに働きやすく,生きやすい社会づくりに取り組んでいます。
 女性の大活躍推進福岡会議が重点的に取り組んでいる活動の内容や実績,今後の活動計画などについて説明を受けました。

説明を受ける委員の様子

<Fukuoka AI Community及びFUKUOKA growth next(福岡県福岡市)>

 Fukuoka AI Communityは,官民一体となってAI活用を推進するための組織で,市内企業のAI活用を推進することにより,新サービスの創出や関連産業の振興を図っています。
 FUKUOKA growth nextは,Fukuoka AI Communityが活動する際の事務局で,平成29年に官民協働型スタートアップ支援施設として開業して以来,雇用創出や地域経済の発展に貢献しています。
 両組織の事業概要や起業・創業に関する相談・サポート体制などについて説明を受けたのち,小学校跡地を利用した施設内に入居している企業を視察しました。

説明を受ける委員の様子 視察を行う委員の様子

<福岡市外国企業・投資誘致センター(福岡県福岡市)>

 福岡市外国企業・投資誘致センターは,外国企業の立地に関する行政手続照会の一元的取扱窓口であるとともに,海外企業が日本でビジネスを始める際に必要とするサポートを提供できる国内の企業・機関を紹介する活動も行っています。
 福岡市外国企業・投資誘致センターの概要や具体的な活動内容,成果などについて説明を受けました。

説明を受ける委員の様子

平成30年6月25日(月曜日)

<稲敷エリア広域バス>

 稲敷エリア広域バスは,広域的な移動手段の確保のために平成29年2月から茨城県,龍ケ崎市,牛久市,稲敷市,阿見町,美浦村により運行されており,同年11月からはより利用しやすいバスを目指し,一部ルートの変更・延伸,バス停の増設が行われました。
 ひたち野うしく駅から奥野生涯学習センター駅まで,実際にバスに乗車し,車内においてバス運行に関する説明を受けました。

バスに乗車する委員の様子 車内において説明を受ける委員の様子

<つくばインターナショナルスクール(つくば市)>

 つくばインターナショナルスクールは,英語を基礎とした教育の必要性から,平成4年に開校し,平成23年には国際バカロレアPYP課程実施校に,平成26年には国際バカロレアMYP課程実施校に,平成29年には国際バカロレアDP課程実施校に順次認定されました。
 スクールの概要及びプログラム認定までの経緯等について説明を受けた後,施設の視察を行いました。

説明を受ける委員の様子 施設を視察する委員の様子

平成30年5月23日(水曜日)

<城里町七会町民センター「アツマーレ」>

 城里町七会町民センター「アツマーレ」は,廃校となった中学校を利活用し,町役場支所・公民館等の行政施設と,J2水戸ホーリーホックのクラブハウスとが集約された複合施設として,スポーツイベントや料理教室を開催するなど,地域の活性化に向けて様々な取り組みを進めています。
 施設の概要について説明を受けた後,設備の視察を行いました。

説明を受ける委員の様子 グラウンドを視察する委員の様子

<なめがたエリアテレビ(行方市)>

 なめがたエリアテレビは,行方市が市内全域を視聴範囲として行う地上一般放送であり,災害時の避難情報といった防災情報に加え,市民が市内の魅力を紹介する番組を放送するなど,住民参加型情報番組の放送にも取り組んでいます。
 これらの取り組みについて説明を受けた後,エリアテレビの視聴及び視察を行いました。

説明を受ける委員の様子 設備を視察する委員の様子

<水郷旧家磯山邸(潮来市)>

 水郷旧家磯山邸は,潮来市に寄贈された旧家をリノベーションし,水郷潮来あやめ園と連携した観光ルートを作るとともに文化体験・移住体験の場を提供するなど,地域住民や観光客の交流の場として様々な取り組みを進めています。
 これまでの取り組みの経緯などについて説明を受けた後,施設の視察を行いました。

説明を受ける委員の様子

もどるボタンもどる