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令和5年度ふるさと魅力発見隊「茶の実採取・アクセサリー作り体験会」が大子町にて開催されました。

  令和5年10月14日(土曜日)、大子町において「茶の実採取・アクセサリー作り体験会」が大子町及び茶の里公園の共催で開催されました。

 大子町の特産品である奥久慈茶は、猿島茶、古内茶と並び茨城県の三大銘茶として知られています。大子町特有の気候として、昼夜の寒暖差が大きい気候条件によって、茶葉が厚く育ち、深いコクがあるという特徴があります。奥久慈茶には約500年の歴史があり、大子町にある僧侶が京都宇治から茶種子を持ち帰り、栽培したことに始まり、その後江戸時代後期に京都宇治から茶職人を招き、宇治茶の製法が導入されたことから大子町にて普及したと言われています。

 茶の実は、9月から11月にかけて茶の花が咲き、昆虫などによって花粉受粉することで、約1年後に茶の実ができます。現在では茶の繁殖は、ほとんどが挿木によって行われていますが、1つの実の中には、1粒から5粒くらいの種子が入っています。昔は茶の種子から油を採り、食用や洗髪に利用していた地域があり、家紋としてデザインされ、40種類以上の茶の実紋が生み出されるなど、茶の実は日本人の生活と密接に関わってきました。

 今回の体験会では、奥久慈茶の里公園及び大子町茶業組合の方々にご協力いただき、町内外から14名の参加者が集まりました。茶の実採取・アクセサリー作り体験、おいしいお茶の入れ方を学ぶ煎茶体験を通じて、農業農村の魅力を堪能していました。

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