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平成22年度 第1回 霞ヶ浦野外講座 「春の湖岸の植物と崎浜横穴古墳群」

写真

内容

天候に恵まれたましたが、参加者が26名と少ない観察会でした。

ヤナギ・ヨシ群落の春の植物を観察しました。湖岸にはミチタネツケバナ、タチイヌノフグリ、オニタビラコなど多くの花が咲いていました。

崎浜横穴古墳群については、カキの貝層のみられる範囲に限って存在していることが注目すべきことです。通路状の掘り込みをもつ構造の横穴墓群は非常に珍しいものです。

形成された時期については、副葬品が皆無である現在、はっきりとは断定できませんが、当地における古墳文化時代後期に属すると考えても大きな誤りはないものと考えられます。


トウダイグサ


ムラサキケマン(ケシ科)


コモチマンネングサはやっと目覚めたようです


ミツバアケビ 目立たない花です


セイヨウタンポポ よーく観察しよう


カントウタンポポ 在来のタンポポのありました

観察できた植物

カスマグサ、ヨシ、オオフサモ、セリ、カラスムギ、タチイヌノフグリ、オオイヌノフグリ、ムラサキサギゴケ、カサスゲ、オニウシノケグサ、ホトケノザ、ツルスズメノカタビラ、ミチタネツケバナ、ヒメオドリコソウ、ノゲシ、スズメノテッポウ、キュウリグサ、クサノオウなど137種