トップページ > イベント情報 > イベント結果(平成22年7月から9月まで) > 平成22年度 第6回 霞ヶ浦野外講座 秋の湖岸植物と湖面干拓の歩み

平成22年度 第6回 霞ヶ浦野外講座 秋の湖岸植物と湖面干拓の歩み

写真

内容

あいにくの雨模様の中、湖岸植物の観察をしました。

マコモの花の構造を観察しました。先端に雌花を、その下に雄花を付け、雄性先熟で同一個体内での受粉を回避する生き様はマコモのしたたかさを感じさせます。ツルフジバカマの花はひときは印象的でした。

高浜入り干拓の歩みについては、1947年の高浜入り干拓規制同盟会の発足にはじまり、紆余曲折を経て現在に至るまでの興味深い話を伺うことができました。


アレチウリは特定外来植物です。
繁殖力が旺盛で困ります


オオニシキソウは最近爆発的に
増えている帰化植物です


葉のつけねに小さな花を付けます


クズの花は意外といい香りがしますよ


マコモの花を観察しました


ミクリの実は熟していました。
準絶滅危惧種です

観察できた植物

マルバハッカ、シマスズメノヒエ、キンエノコロ、ツルマメ、コヒルガオ、ウシノシッペイなど約80種観察しました。