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平成22年度 第52回 霞ヶ浦入門講座

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水戸市の水道は、江戸時代の寛文年間、笠原地内の湧水を水源に誕生しました。国内18番目の水道で、「笠原水道」として有名です。昭和初期には那珂川伏流水の利用が始まり、現在、楮川はじめ、開江、内原の3浄水場があります。那珂川河口から約18km地点に置かれた枝内取水塔でポンプアップして那珂川の水を貯留する楮川ダムと楮川浄水場は昭和61年に完成しました。枝内取水塔は、霞ヶ浦導水那珂川取水口とほぼ同じ場所にあります。一方、小美玉市高崎地先の霞ヶ浦(高浜入)から取水し、石岡、笠間、行方など7つの市町の農地に霞ヶ浦の水を送っているのが、石岡台地土地改良区です。国営事業として、昭和46年に着工、平成元年に3つの揚水機場や用水路が完成しました。今回は、水戸市の楮川浄水場と石岡土地改良区の揚水機場や取水施設を訪問、役割など説明をうかがうとともに、施設を案内していただき、県央地域の水源事情について理解を深めました。 

楮川ダムと楮川浄水場の説明をしている写真
楮川ダムと楮川浄水場の説明

説明に聞き入る参加者の写真
説明に聞き入る参加者

楮川浄水場の水戸市水道資料室の写真
楮川浄水場の水戸市水道資料室

浄水・送水の状態を把握する制御室の写真
浄水・送水の状態を把握する制御室

石岡台地土地改良区の農業用水取水地点の写真
石岡台地土地改良区の農業用水取水地点

老朽化して更新された送水管の写真
老朽化して更新された送水管