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平成22年度 第55回 霞ケ浦入門講座
- テーマ：現地講座「潮来市街地の排水ポンプ施設、霞ヶ浦最下流の浄水場訪問」
- 訪問先：国土交通省霞ヶ浦河川事務所（前川排水施設）、県企業局鹿行水道事務所鰐川浄水場
- 実施日：平成22年 12月16日（木曜日）
- 参加人数：28名
内容
霞ヶ浦開発事業で、湖岸堤はすべて完成しましたが、堤防完成後も、水害の心配は残されています。湖水位が上昇した状態で、市街地などに湛水の状態が生じた場合には強制的に排除する必要があります。土浦市街地などと同様、低地に市街地が発達した潮来では、平成3年、平成16年の豪雨の際に内水はんらんによる被害が発生しました。そこで、潮来市の市街地を流れる前川周辺で、内水被害を軽減するために建設された前川排水施設（平成22年3月完成）を見学しました。午後に訪問した鰐川浄水場は、鹿島開発に伴う人口増や工場進出などに対応し、昭和57年に水道用水、平成6年には工業用水の供給が始まりました。北浦と外浪逆浦を結ぶ鰐川から取水しており、霞ヶ浦を利用する浄水場の中ではもっとも下流部に位置し、湖水と河川水の特徴を併せ持つ水を処理して提供しています。
霞ヶ浦河川事務所で概要説明を聞く
小雨の中、前川排水施設の現地説明
潮来市街地を守る前川排水施設
鰐川浄水場の概要説明
浄水方法について質問する参加者
広大な鰐川浄水場