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平成22年度 第57回 霞ヶ浦入門講座

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内容

霞ケ浦東岸に位置する美浦村文化財センター(陸平貝塚公園)と、筑波研究学園都市の一般ごみを取り扱っている、つくば市クリーンセンターを訪問しました。貝塚は古代人が食べた後に捨てられた貝殻が堆積してできたもので、美浦村の陸平貝塚は、明治初期に日本人の手による初めての発掘調査が実施され、平成10年に国史跡に指定されました。全国屈指の規模を誇る縄文時代の貝塚です。縄文時代は海水面が現在よりも数m高かったため、現在の霞ケ浦には海が入り込み、周辺は干潟になっていて、ハマグリなどの海の幸や山の幸が食材になっていました。つくば市のクリーンセンターは平成9年に完成、ダイオキシン生成の抑制など二次公害対策、ごみエネルギーの利用、焼却炉など施設の自動・省力運転など最新技術が採用されています。両会場とも担当者の説明の後、案内していただき、縄文時代の生活の様子に思いをはせるとともに現代のごみ問題について認識を新たにしました。

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美浦村文化財センターで概要の説明

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貝殻が堆積した貝塚の再現・展示

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貝殻をふるいにかけて特徴を調べる

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復元された縄文時代の住まいを見学

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つくば市クリ−ンセンターに到着

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施設を見学しながら質問する参加者