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平成24年度 第7回霞ヶ浦自然観察会 鬼怒川のサケ人工ふ化放流事業と勤行川のサケ

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概要

前日は天候が悪く川の増水が心配されましたが、雨量も少なく当日は 朝から曇りではあありましたが回復傾向となっていました。

8時センターを出発。途中土浦駅、道の駅下妻を経由して鬼怒川でサケの人工ふ化をしている鬼怒小貝漁協孵化場へ。 まず、親魚の採捕場へ行き採卵用親魚の採捕状況を見学しました。

広い川幅をジグザグに横断して網を張りサケを採捕していました。それぞれ上流側になったところにトラップが仕掛けられサケを採捕していました。網から沢山の大きなサケを取り上げ採卵用として孵化場へ持って行くと、参加者の皆さんは間近に大きなサケを見、また触ったり持ち上げたりしてその感触に感心していました。

採捕後、孵化場へ移動し、採卵から受精、検卵など一連の作業の説明を受けまた見学しました。

サケの腹から大量のオレンジ色の卵が取り出される状況を見て、また孵化場の施設を見学しました。組合から孵化事業の概要についての説明を受けた参加者は人工ふ化放流事業の大変さを実感したようすでした。

河原で昼食を採った後、勤行川へ移動し河川内を遡上してくるサケを観察しました。遡上もそろそろ終盤とのことでしたが、沢山のサケを見ることができました。


川に張った網
上流側に出たところにトラップがある


岸に運ばれたサケ

 


たくさんの大きなサケ
この後孵化場に運ばれて採卵される


孵化場で採卵作業の見学

 


孵化事業についての説明


勤行川にはたくさんのサケが上ってきていた

 


橋の上から
川底の白くなったところで産卵した


川岸に降りてサケの観察