令和8年 文教警察委員会 調査結果
令和8年の文教警察委員会(石塚隼人委員長)の重点審査テーマは、警察本部関係は「安全・安心な地域社会の実現と治安の向上と共生社会におけるルール遵守の徹底」、教育庁関係は「多様な学びの保障と社会的自立につながる教育の推進」です。
本委員会では、この審査テーマに対して県が取り組むべき施策について検討するとともに、その他所管事項についての調査等も行ってまいります。
以下、調査の概要につきまして、ご報告いたします。
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令和8年8月17日(月曜日)
いばらきオンラインベース(笠間市)
いばらきオンラインベースは、いばらき遠隔教育推進事業における県内一斉配信の拠点です。県内全市町村立学校に対して、ネイティブの教員による英語の授業や、指導力の高い教員による算数・数学、理科、技術の授業のライブ配信を行っています。また、習熟の程度に応じた学習動画を「いばらきオンラインスタディplus」で配信しており、学校での利用のほか、生徒が家庭等でいつでもどこでも主体的に学ぶことができます。
担当者から取組概要の説明を受けた後、模擬授業を視察しました。
茨城県警察本部警備部警備課航空隊(小美玉市)
茨城県警察本部警備部警備課航空隊は、ヘリコプター「ひばり」1機を運用しており、災害その他の場合における警備実施を行うほか、警ら、遭難者の捜索救助その他の警察業務の支援を行うことを任務としています。
担当者から航空隊の概要及び上空からの各種警察活動の取組状況について説明を受けた後、施設内を視察しました。
県外調査(沖縄県)令和8年7月15日(水曜日)~17日(金曜日)
沖縄県警察本部(沖縄県那覇市)
沖縄県では、令和7年度には249万人の外国人観光客が来訪していることに加え、県内に米軍基地が多く所在しています。一般外国人の犯罪情勢や米軍構成員等による事件・事故の対応及び在留外国人に対する犯罪被害防止のための啓発活動について、沖縄県警察本部の職員から説明を受けた後、意見交換を行いました。
沖縄県少年サポートセンター(沖縄県那覇市)
少年サポートセンターでは、少年の非行防止、相談支援及び被害少年支援を実施しています。沖縄県における非行少年等の検挙・補導人員の状況を踏まえた少年非行等の特徴と課題について、少年サポートセンター所長より説明を受けるとともに、少年の健全育成に向けた取組について意見交換を行いました。
珊瑚舎スコーレ(沖縄県南城市)
珊瑚舎スコーレは、キッズスクール・初等部・中等部・高等部を擁し、「思索と表現と交流の場」として多様な学びを実践しています。学校法人雙星舎理事長から運営理念及び教育実践について説明を受けたほか、生徒が調理や創作、勉強する様子を見学するとともに、生徒自らが造った校外施設「山がんまり」を訪れ、実習に使用している登り窯などを視察しました。
瑞穂MSC高等学校(沖縄県石垣市)
瑞穂MSC高等学校は、沖縄県石垣市に本校を置く完全ネット型の通信制高等学校であり、多様な学びを育み夢や挑戦を応援するため、ヴァーチャルキャンパスの導入や担任マッチング制度など、卒業に向けた生徒のサポートに取り組んでいます。
キャンパス長から学校概要の説明を受けた後、校内の施設を視察しました。
八重山警察署(沖縄県石垣市)
八重山警察署は、石垣市、竹富町、与那国町を管轄しています。管内には、離島もあり、台風・大雨及び津波による災害も過去に発生していることから、台風襲来前に先行して離島部へ人員配置を行い、一般の方に委嘱している「災害モニター」と連携するなどして災害警備及び治安対策に取り組んでいます。
八重山警察署の職員から管内の概況について説明を受けた後、意見交換を行いました。
令和8年7月2日(木曜日)
TETSU ART PLAZA(水戸市)
TETSU ART PLAZAは、旧川崎銀行水戸支店の歴史的建造物を活用して設立されたアートスペースであり、地域での文化の発信拠点として、現代アートの展示や創作支援活動、地域連携事業を展開しています。また、併設するクヴェレ美術館では、水戸にゆかりのある作家の絵画や工芸作品を身近に鑑賞できるよう工夫が施されています。施設概要の説明を受けた後、館内の展示や施設の活用状況について視察を行いました。
茨城高等学校・茨城中学校(水戸市)
茨城高等学校・茨城中学校は、「報恩感謝」の精神を教育の柱とし、中高一貫教育による体系的な学習指導のもと、高い学力の育成に取り組んでいます。また、国際教育や地域連携活動にも力を入れ、学業と課外活動の両面から、生徒一人ひとりの成長を支援しています。学校概要について説明を受け授業の視察を行った後、学校生活や将来の進路について意見交換を行いました。
令和8年5月13日(水曜日)
坂東市役所・茨城県警境警察署(坂東市)
坂東市の外国人人口は5,112人で、市の人口の9.9%を占め、10年間で約2.7倍に増加しています。外国人人口の増加に伴う坂東市の現状及び課題について市担当職員から説明を受けるとともに、坂東市を管轄している境警察署及び茨城県警本部の職員から、ヤードの現状や対策、在留外国人に対する働きかけについて説明を受けました。
岩井坂東マスジド(坂東市)
岩井坂東マスジドは、坂東市にあるイスラム教礼拝施設であり、行政や地域の警察署と連携のもと、外国人向けの安全安心講習開催の実績があります。
講習等取組の概要や課題について岩井坂東マスジドのアラウディン・モハメッド代表からお話を伺うとともに施設内を見学しました。
茨城県立石下紫峰高等学校(常総市)
茨城県立石下紫峰高等学校は、県の高等学校外国人生徒支援重点校に指定され、アジア各国を中心に18か国から多様な母語の外国人生徒を受け入れており、外国人生徒支援の拡充に取り組んでいます。
言語能力に応じた習熟度別学習や外国人生徒支援コーディネーターとの連携、外国人生徒の特例入学者選抜の拡充等、外国人生徒支援について石下紫峰高等学校職員から説明を受けた後、少人数制の習熟度別授業を視察しました。
令和8年4月20日(月曜日)
閉会中委員会
教育庁及び警察本部から事務事業概要の説明聴取を行いました。