感染症流行情報（週報）

全数把握対象疾患 報告数

• 2類感染症：結核 8件
• 3類感染症：腸管出血性大腸菌感染症 3件
• 4類感染症：チクングニア熱 1件、レジオネラ症 1件
• 5類感染症：梅毒 7件、百日咳 132件

＜新型コロナウイルス感染症（COVID-19）＞
定点当たり報告数は12.04と、10週連続で増加しました。年齢区分別でみると、60代を除く全年齢区分で前週から報告数が増加しており、10代で約2倍、40代で1.5倍と特に大きく増加しました。全国でも増加傾向にあり、引き続きその動向には注意が必要です。

＜チクングニア熱＞
第34週にチクングニア熱の報告が1件ありました。海外からの輸入症例で、県内での報告は2016年9月以来、約9年ぶりです。
チクングニア熱は、海外で発生が報告されており、チクングニアウイルスを保有する蚊に刺されることで感染します。海外の流行地へ渡航するときは、長袖・長ズボンを着用し肌の露出を避け、虫よけ剤を使用する等、蚊に刺されないように注意しましょう。