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更新日:2019年4月1日

蛭田元勝さん

hiruta

 

就農地:常陸太田市

就農した時期:平成28年1月頃

就農した時の年齢:45歳

出身地:日立市

現在の経営:露地野菜(少量多品目)60a

常時10品目以上の作目を心掛けている。

葉菜類:レタス,キャベツ,小松菜,ほうれん草,白菜,水菜

果菜類:トマト,カボチャ,ナス,ズッキーニ,ピーマン,キュウリ

豆類:インゲン,エンドウマメ,ソラマメ,大豆

根菜類:大根,ネギ,ジャガイモ,里芋,ゴボウ

 

<Q1>農業をやろうと思った理由は何ですか?

生命体は土から得る食べ物=身土不二の考えや土との関係であり,食べ物を作る仕事として,農業を考えました。

<Q2>この地域を選んだ理由は?

不動産屋の紹介で,県北エリアの物件から借りられる家を探し,見つかったのが常陸太田市でした。

<Q3>作物を決めた理由は?

身体を作るためには野菜が欠かせないので,自家消費も含め,少量多品目の野菜を栽培することにしました。

<Q4>まずはどこに相談しましたか?

農業を学ぶため,長野県の法人に就職(H24年7月~H25年8月)しました。その後,茨城県に戻り,農林振興公社や常陸太田市役所に相談に行き,普及センターも交えての就農相談を行いました。

<Q5>農地の確保方法は?

不動産屋の紹介。

住み始めて,近所の人と交流するようになり,農地を紹介してもらえるようになりました。自分がどんな人であるかを知ってもらい,地域や周辺の人と親しくなることが,一番の近道です。

<Q6>栽培技術はどこで学びましたか?

長野県の農業法人で学びました。初めは何も教えてもらえず,苦労しました。

その後,日本農業実践学園で3ヶ月基本を学び,ニューファーマー育成事業により布施大樹氏(里美地区有機栽培農家)のもとで研修し,栽培や荷造り,販売の方法を学びました。

技術が確立しているところで学ぶのが,一番であると考えました。

<Q7>販路は確保方法は?

当初は,家族・友人など知り合いを通して周知し,購入してもらいました。

その後,口コミで注文を受けるようになり,毎週土曜日に日立市内の友人や知人の近所で移動販売(トラック)を行っています。

現在は野菜リストを作成し,希望するお客さんに「おまかせ野菜ボックス」を発送しています。「おまかせ野菜ボックス」を始めて,廃棄する野菜が少なくなりました。

個人宅の販売以外に,知人の店先で販売したり,都内のカフェ(東京都駒込)から注文も増えています。

<Q8>住居の確保方法は?(地元か地域外であればどうやって見つけたか)

不動産屋に紹介してもらいました。

<Q9>資金の調達方法は?(補助事業,借入など)

自己資金+義兄から借入しました。

<Q10>お世話になった農家や近隣住民はいますか?

「野良の会」の方々・特に研修先の農家

町内会の役員さん,住んでいる地域の長老

<Q11>地域に溶け込むために心がけていることは。

地域の行事に必ず出席することや,地区のイベントに参加し,自分を知ってもらうように心がけました。

新しい人を受け入れてもらうためには,あいさつや集落の人が集まるところへ顔

を出すことが大切だと思います。

<Q12>この地域でやりがいや楽しいと感じることは?

地域のイベントが沢山あり,参加する楽しみがあります。

例:造り酒屋が主催する観月(かんげつ)のイベント

<Q13>苦労したこととその解決策?(経営・販路・営農・コミュニティ・農地・住居)

就農に関わる全ての事に苦労をしました。

機械類の確保は難しいので,中古品確保に心がけています。

<Q14>これからやりたいこと

販路の拡大と生産の拡大

自社農園の紹介

<この地域で就農を考えている人へのアドバイス>

この地域は,単一品目による経営で収益を上げることは難しいと思います。一方で,通年の栽培が可能なので少量多品目の経営には向いています。賛同する方は,是非訪ねて来て下さい。

 

このページに関するお問い合わせ

県北農林事務所企画調整部門企画調整課

〒313-0013 茨城県常陸太田市山下町4119常陸太田合同庁舎内

電話番号:0294-80-3301

FAX番号:0294-80-3304

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