中野林平氏（常陸太田市）が林野庁長官賞を受賞しました

　このたび,常陸太田市在住の中野林平（なかのりんぺい）氏が森林の適正な管理並びに林業の技術・経営の改善に努め,森林の有する多面的機能の発揮及び林業の持続的かつ健全な発展に寄与した功績により,林野庁長官賞を受賞されました。

1.中野林平氏の功績

　中野氏は長年,旧里美村森林組合及び常陸太田市森林組合の代表幹事や,旧里美村農業協同組合の理事,JA茨城みずほ里美椎茸部会の部会長や茨城県椎茸農業協同組合の監事を務め,地域における林業やしいたけ生産の主導者として多大な貢献をされてきました。

　主な功績は以下のとおりです。

• 長伐期施業による優良大径木の生産を目標に,除間伐や枝打ち等の保育作業を実施し,指導林家として地域に貢献。
• 地域のしいたけ生産者との共同出荷による流通経費の削減と安定供給に取り組み,経営の合理化に貢献。
• 都市住民を対象とした「しいたけ教室」を毎年開催し,原木しいたけのPRに貢献。

2.表彰

　平成30年11月8日（木曜日）,東京都港区において開催された第57回農林水産祭参加全国林業経営推奨行事賞状伝達贈呈式において表彰されました。

表彰された中野林平氏（写真右）